好きなジャンル、アーティストの曲しか聴かないのは
人生をずいぶんと損してる気がする・・・
空に輝く星の数ほどあると思われる、地球上の音楽すべてに出会うことは
僕らニンゲンの短い寿命の中では考える余地もなく、ほぼ不可能。
聖書によるとバベルの塔事件以前の世界は、一つの言語、一つの人種だったそうな。
人類が地の全面に散らされないように、塔の頂を天に届かせて自身の名を揚げようとしたのだが
地に下ってきたエホバの手により人間の言語は乱され、やっぱり世界各地に散らされたらしい。
まあ、それによって人種や芸術や音楽に多様性が生まれたのはありがたいコトだけど
人ごときが天に手を伸ばそうなど、こざかしい・・といわんばかりの神サマ、
なあんかココロが狭くはないですかあ?!
だいたい、一つの人種、言語になったのって、例の大洪水のせいぢゃあなかった??
それもニンゲンが悪いンだ・・て言われりゃあ、それもそうなんでしょうが、
そんなニンゲンに創ったのって、たしか・・神サマだったのでは!?
・・・ヒトの不完全なトコロは神サマ譲りだったというワケですね。
不完全だから失敗し、失敗するからこそ、また一歩、完全に近づく。
完全を欲しがるココロ・・それこそが神サマに依らない「進化のカギ」なのだ。
神サマ崇拝のあの時代にあって、この進化論をブチ挙げたダーウィン。
リスペクトだわさ~~~
バベられた人たちが創り出したモノ・・
それは神サマの仕業を自然の法則に置き換えるワザ。
人のココロを刺激し、なごませ、躍らせる・・音楽。
まだ知らない、聴いた事のない音楽の存在をイメージする時、
ニンゲンは天に頂を届かせる事よりイイものを、
散らされた地の全面で見つけたンじゃないか・・と思うンだ。