地元の映画館の上映ラインナップで、「RENT」を見つけてから
●ヶ月…やっと見ることが出来ました!これはどうしても見たかった映画です。
日本公開されたのは、今年のGWくらいだったでしょうか。
ちょうど同じ時期に「プロデューサーズ
」も公開されていて、ミュージカル映画が話題になっており、見比べてみたいと思っていたのです。
「プロデューサーズ」も、悪くはなかったけど、どうも私はあの笑いのツボについていけませんでした
ずばり!私は「RENT 」の方が良かったです
家賃(レント)も払えない貧乏にあえぎながらも、
仲間とともに芸術・恋愛に生きる主人公たち。
しかし、彼らはHIVという問題を抱えている。
そんな彼らだからこそ『いつかではない今日を生きる』という
メッセージに心を打たれました。
ドラッグ・同性愛・HIVと、決してテーマは軽くありません。
でも、主人公たちに起こる様々な苦難や別れからは
確かに辛いんだけど、絶望ではなく、希望が感じられる。
せいいっぱい生きている彼らを応援したくなる。
月並みだけど、見終わった後に元気をもらえた気がします。
明るく前向きな気持ちになれるのは、
歌が良かったということもあるかも知れません。
出演している俳優さんは、実際にミュージカルで同じ役を演じた人が多く、やはり歌はうまいです!圧倒されます!
特に冒頭、ステージの上で8人が並んで「シーズンズ・オブ・ラヴ」を
歌うシーンで、しょっぱなから一気に惹き込まれます。この「シーズンズ・オブ・ラヴ」がまたいいところで歌われるんですよ~
一回聞いたら忘れられない曲です。
「RENT 」は10月4日にDVDが発売されていますが、映画館で見て大正解でした!実際の生の舞台には劣るかもしれませんが、大きなスクリーンと大音響で、歌の迫力は充分感じられたので。
ミュージカルの映画化って作る方も、見る方も難しいと思う。
全体としては良かったのですが、見ていて腑に落ちない部分も、
やはりありました。
ロジャーがギターを売ってサンタフェに旅立ったシーン。
彼は結局ギターを買い戻してNYへ帰るんですが、
サンタフェで何をやってたかというと…
荒野で歌ってました…( ̄□ ̄;)!!
もちろん、その歌っていうのは、思い直してNYへ帰ろうとする心の
動きを歌っている訳で、歌ってるのはミュージカルだから仕方ない
んですけど、ついつい突っ込みたくなってしまうんですよね
あんた何しに行っとったんや~みたいな(笑)
ともあれ。
「RENT
」良かったです。
久々に薦めたくなる映画でした
- サントラ
- レント