3月の30日から4月の7日までタイへ行ってきた。
これは4月4日のことである。
例のタイ人の友人の自宅で朝珈琲などをいただいていると、エビの養殖をやっているという
近所のオッサンが訪ねてきて、これからミャンマー国境へ行くという。
タイ人の友人が間を取り成してくれて私も連れて行ってくれることになった。
ここはミャンマーとの国境にあるシントンという街(市場)だ。
国境から200mとは離れていない。
本当は国境にあるゲート(かなりリッパだった)を含め、まだほかにも何枚もの写真があったのだが、
この日帰ってきてからカメラをいじくっているときに誤って消去してしまった。
これらの写真は復旧ソフトでさいわい戻ってきた運のいい写真たちである。
ひとが集まっているという意味では賑やかなのだが、
個々を見ると活気がなく見えた。 (とくにミャンマー人)
しかし、それはサービス合戦に慣れすぎてしまった者の一方的な見方なのであろう。
なにも笑顔を振りまくだけが商売のやり方ではない。
あれが彼等の日常そのものなのだ。
これは商売用の顔、これは内向けの顔という使い分けを彼等はしないのだ。
売れればもうけもん、売れなければ売れないでその範囲の生活をするまでだ。
数人の西洋人とわたしという日本人を彼等はどう見ていたのだろうか。
彼等の頭の中には、ストレスからの解放とか、ここを離れて遠くに旅に出たいなどという
ある意味余計な思考は恐らくないであろう。
などと勝手に解釈、想像しながら帰路についた。
その途中で立ち寄った民家(オッサンの知合い)で思いもよらぬ光景に出くわした。
フクロのなかから飛び出てきたのは3匹のアルマジロである。
わたしゃービックラこいて思わず飛び退いたのであるが、
このオッサンたちは素手で平気なのである。
まあ、落ち着いてよく見てみれば大人しい生物ではある。
この計量にどんな意味があるのか、は私の現在のタイ語能力では聞けずじまい。
とにかく、3匹のアルマジロはこの後再びフクロに入れられ私の同行者となった次第だ。
オッサンが3匹のアルマジロをどの様に待遇したのかは定かではない。
これもオッサンたちにとっては日常なのである。
ちなみに今回私が使用したのは、ニッサンからサービスでタダでもらったポラドイド社のデジカメ
キャノンと比べたら殆ど不良品です