【ページ説明】
今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその62です。
「contribute」の語源、派生語(contribution)、同語言語(tribute)、関連知識、名言(ドロシー・ウェスト)などを載せています。
【サイト内の全索引】
【フレーズ】
contribute to wikipedia 【ウィキペディアに寄付[貢献]する】
“Wikimedia Deutschland icon participate” by Johanna Pung
- Wikimedia Commons - CC BY-SA 3.0 DE
【メモ/語源】
「contribute」の語源は、ラテン語の「contribuō(一緒にする)」です。
「一緒に(with)」を意味する「con-」と「与える(grant)/割り当てる(allot)」を意味する「tribuō」から成っています。
「tribuō」の語源はラテン語の「tribus(トリブス/部族)」で、その「tribus」の語源はラテン語の「trēs(3)」です。
「3」⇒「古代ローマの3部族」⇒「部族に分配する/与える[割り当てる]」⇒「共に与える/一緒にする」 という意から、現在の「contribute(寄付する)」の意味につながっています。
【語源⇒意味】
contribute [英] /kənˈtrɪbju(ː)t/ [米] /kənˈtrɪbjuːt/
= con- 「一緒に(with)」+ tribuō 「与える(grant)」
⇒ 『共に与える[割り当てる]』
⇒ 『[動] 《他》 ①~を寄付する/与える ②~を寄稿[投稿]する』
『[動] 《自》 ①寄付[貢献]する ②一因[一助]となる ③寄稿[投稿]する』
【派生語】
contribution [名] ①寄付/貢献/投稿 ②寄付金/寄贈物
【同語源語】
tribute
= tribuō 「与える(grant)」
⇒ 『与えられた[捧げられた]もの』
⇒ 『[名] ①賛辞/感謝[尊敬]のしるし/捧げ物 ②貢ぎ物/年貢』
【関連知識(Wikipedia)】
寄進(英:Contribution)
“物を「寄せまいらせる」の意であり、寺院や神社などに土地や金銭、財物を寄付することである。”
“寄進される財物は寄進物とよばれ、日本では太刀や甲冑、弓矢などの武具や馬、米、銭貨などが寄進物となった。”
(「寄進」『ウィキペディア日本語版』 - 2021年8月26日 (木) 01:04 - 変更履歴)
【YouTube】
“Meet The Real People Who Contribute to Google Maps” by Google Local Guides
【Quotes/名言】
“There is no life that does not contribute to history.” ー ドロシー・ウェスト(1907-1998、アメリカの小説家)
(歴史に貢献しない人生など一つもありません)
“Dorothy West”
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