メイドさん(ヤヤさん)を雇うことへの罪悪感について考える | 子連れでマニラに住んでみる

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0歳と2歳を連れてマニラに引っ越しました。
2016年11月からBGCに住んでいます。

【注】
今回の記事は、お役に立てそうなマニラ情報は一切ありません。正直、ただの愚痴です。
それでもよろしければ、読んでいっていただければ幸いです。


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メイドさん(兼ヤヤさん)を雇って8ヶ月経ちます。

が。
雇った当初から今に至るまで、メイドさん(ヤヤさん)を雇うということについて消化しきれないモヤモヤした感情がありまして。

このモヤモヤについてずっと考えていたのですが、最近ようやく正体がわかりました。



たぶんこれは、罪悪感だ。



例えば英会話教室に行く日に、妹ちゃんのレトルト離乳食をキッチンに置き、メイドさんに抱かれてる妹ちゃんにバイバイするとき。

例えば私がテレビ観てる横で、メイドさんがせっせと掃除してくれてるとき。



心のどこかで「私はこれでいいのか??」ってやっぱり思うのです。



マニラに引っ越してきた当初は、妹ちゃんはまだ生後3ヶ月でようやく首が座った程度。
まだまだ昼夜問わず頻繁な授乳が必要でした。

長男(当時2歳3ヶ月)はというと。
そもそも日本にいた時点で、2歳のイヤイヤ期に妹が生まれたことによる赤ちゃん返りの合わせ技。
そこへ、大好きだった日本の保育園を突然やめさせられ、突然引っ越しして家もかわり、さらには日本語の通じないプリスクール入園...。

多大なストレスが2歳の子にかかった結果、毎日毎日、壮絶な癇癪を起こしてました。


当時、私1人でこの2人の子の面倒をみて、かつ家事をするってのが本当に苦痛でして。
今から思えば産後のホルモンの影響とかもあったかもですが...。

マニラに引っ越したら可能な限り早くメイドさんを雇おうと思い必死に探しました。



で、時は流れ...。



妹ちゃんももうすぐ1歳。
授乳の回数も減り、卒乳してもいいかもと思うくらい。
あれだけ癇癪起こしてた長男は、毎日楽しそうにスクールに行き、夜はパタッと寝る。



こうなると、正直メイドさんいなくてもなんとかなる。



まぁメイドさんがいないと、けっこう大変は大変ですけど。
1人で2人の子どもをお風呂入れるのとか。
子どものどちらかが病気したときとか。
旦那の海外出張中とか。
自分が病気のときとか。


でも、大変だけど、できないことはない。

と思う。
だってマニラでも日本でも、いわゆるワンオペ育児してる方はきっといっぱいいるから。



だから
「私は頑張ってない。頑張ればできるのに楽をしている」
という罪悪感が生まれているようです。



ときおり、この罪悪感に蝕まれるので、そのときはこんな言い訳を自分にしてます。

●日本では祖父母に頼ってる人もいる!
●日本では行政の助けがあるけど、マニラではそんなのない!
●私はいまは働きたくても働けない(ビザ的に)!
●雇用創出の意味で、少しだけフィリピンの役に立ってる!

自分に言い聞かせます。
でも、モヤモヤした罪悪感は今に至っても消えず、定期的に襲ってきます。



私が日本人だからなんだろうとは思います。
子どもを他人に預けること、家事を自分でやらないことについて罪悪感を感じるというのは。 


でも、実際日本人だからなぁ。
感じちゃうんだよなぁ。



でも、今メイドさん雇い止めすると、メイドさんが生活困りそうだし...。
妹ちゃんも長男もメイドさんに懐いて楽しそうに遊んでるのを見ると、マニラにいる間限定で、コレはコレでいいのかも...とも思う。
しかしまた、少し経つと罪悪感がフツフツしてくる。

という日々の繰り返しなのでした。



基本的には、せっかくマニラにいるんだし人生経験のひとつとしてメイドさん雇うのはアリルンルンだと思ってるんです。
最近マニラに引っ越して来た人がメイドさん雇うかどうか迷ってたら、とりあえず雇ってみるよう勧めます。

でも、ふと、この罪悪感に取り込まれる瞬間がやってくるんですよね...。




今日は何の情報もないどころか個人的な悩みだけ吐き出してしまいゴメンなさいガーンアセアセ
もう少し時が経てば悩まなくなるのかなぁ...。