辺真一さんが語る正男氏は「第2の黄長燁」となるか? | LIZABSTRACT

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「コリア・レポート」編集長の辺真一さんが
故金正日総書記の長男、金正男(キム・ジョンナム)氏が
消息を絶って、実は韓国に居るのではないか?と言う
事について書いた記事があった。





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金正男「韓国に亡命」情報は本当か?(辺 真一)


http://news-log.jp/archives/6235


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北朝鮮の思想家で政治家、
元朝鮮労働党書記であったが脱北して韓国に亡命した
黄長燁氏になぞらえて・・・




「正男氏が「第2の黄長燁(ファン・ジャンヨプ)」
となるのか? いつ、どこに現れるのか、
正男氏の動静が今後、大きな焦点となるだろう。」

・・・と結んでいる。



黄長燁氏の亡命を受け激怒した金総書記は
黄氏の親族3000人を一斉検挙、
強制労働収容所送りにした。



結局、黄長燁氏は87歳で自宅の浴室で亡くなった。

黄氏が暗殺されたかどうか定かでないが、
暗殺者が韓国警察によって逮捕されているので、
暗殺の可能性はあったと言えるだろう。
ただし高齢だった事からもなんとも言い難い。




今この時期にジョンナム氏の身柄を
最も一生懸命かくまってくれそうなのは、
確かに韓国。なのかもしれない。
北朝鮮のやり方をどこの国よりも
知り尽くしているのも韓国だろうし。




黄氏は韓国に亡命後、
アメリカを中心に打倒金正日政権を叫んだ。
こういう時どこよりも前のめりに出てくるのは
いつもアメリカ。




もしジョンナム氏が韓国に居るならば、
またアメリカが積極的に関与する筈。
望むと望まざるとにかかわらず

北朝鮮と韓国の揉め事に
日本も巻き込まれる事になりそう・・・。





安倍政権は戦争やりたがってそうで、軍備強化。
なんでも良いから
戦争やらせて武器を売りたくてしょうがないアメリカ。



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<航空自衛隊>戦闘機を先島諸島に配備検討 尖閣を警戒で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130116-00000008-mai-pol



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黄氏はこんな詩を残したそうだ。


(一部抜粋)
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むなしい歳月との別れは、惜しくはないけれど、
明るい未来を見ようとする弱さを慰める術はなく。


愛する人々を、どうすればいいのか。
背負って歩いて来た荷を、誰に任せて行くのか。


慣れ親しんだ山河と引き裂かれた民族は、またどのようにして。
時は過ぎ去り、残されたのは最期の瞬間だけ。
遺恨なく、最善尽くし奉じよう。
人生を包んでくれた祖国の、尊い志をかみしめながら。




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今朝、NHKのニュースで皇居の歌会始めの
天皇陛下の歌が詠まれた。




「万座毛に(まんざもう)昔をしのび巡り行けば
彼方恩納岳(あがたおんな)さやに立ちたり」




「この歌は、去年、皇后さまと
沖縄県恩納村の万座毛で見た景色が伝統歌謡の
「琉歌」に歌われた琉球王朝の時代に
思いをはせ詠まれたものです。」

そうは説明されたけれど・・・




戦争を知る陛下はご存知の筈・・・
恩納村は今はリゾート地に変装してはいるけれど、
現実の恩納村の内陸部の大部分は米軍基地で
日本人は立ち入り禁止。
琉球王国をしのぶどころの騒ぎでは無い事を。




彼方恩納岳(あがたおんな)周辺は
米軍の実弾演習場ではないか・・・。
陛下が恩納村で何を視察されたか・・・
想像すると、天皇陛下と言う地位も、
なかなか楽で無い事がわかります。






かつて三島由紀夫氏が言った。
「私が天皇、天皇と言うのは、
陛下が私が望むような天皇で
無いので、そう言うのです。」





先日

「昭和編「戦争の時代を生きる」 
第10回 昭和維新の指導者たち ~北一輝と大川周明~」
http://www.nhk.or.jp/nihonjin/schedule/0113.html

と言う番組があった。

社会主義に傾倒した、北 一輝はこう考えたのだそうだ。





「天皇は国民の親のような存在で、
天皇の皇軍は国民の味方でないとならない。」
これを聞いた時に、
私はちょっと三島の気持ちがわかるような気がした。

日本の社会主義と言うのは右翼的であって、
ロシアや中国のような社会主義でないのだ。




番組の中で田原総一朗氏は、北一輝と大川周明の時代は
非常に私達が生きる現代と似ていると話していた。

政治や官僚が腐敗し、社会の格差が大きい事などを
田原氏は挙げていた。


アメリカだけではなく、EUも中国も北朝鮮も韓国も

世界中が社会主義も民主主義も理想を見失って
戦争に走って行きそうで怖い。




天皇制がかろうじて残り、憲法9条が生きている日本に
なにが出来るのか、もう一度考えてみたいと思った。