オグ・マンディーノ 人生を語る | 愛する人生を生きるヒント

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「オグ・マンディーノ 人生を語る」

オグ・マンディーノ 人生を語る















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この本はオグ・マンディーノによる「人生の書」です。

オグ・マンディーノといえば世界25カ国に翻訳され大ヒットとなった「最強の商人」をはじめとするベストセラーの作家で彼の著作は世界で5000万部を売り上げています。

彼はこの人生をゲームだと考えています。

この本はその人生のゲームを生きる上で知っておくべき心得をすべて伝えるものとして17のルールが書かれています。

この人生のゲームを生きる秘訣は、あなたにはこの人生をどのように生きるかということに選択権がある、ということです。

そしてもしあなたが、失敗や悲嘆、貧乏や屈辱、自己憐憫のなかでのたうち回っているとすれば、あなたが人生において、よりよいものを選択する権利を行使していないか、その自分で選べるということに気づいていないかだ、と言います。

これらの考え、および人生のルールは、オグ・マンディーノ自身が人生の苦難と失意にあった経験があり、離婚し絶望にあり、アル中になり、貧困のぞん底まで経験し、自殺寸前まで追いつめられてから、その後立ち直って成功したという体験のなかで自らつかんだ言葉だけに説得力があります。

人生においては挑戦すべき課題やハードルがあります。

例えば、目標を立てる、それに向かって邁進する、逆境を乗り超える、悪い習慣を捨てる、結う宇治んを作る、お金を貯める、自分やまわりの人にやる気を起こさせる、情熱を燃やす、ストレスを処理するなどの課題です。

人生のゲームを生きるには、これらの課題を達成する単純明快で強力な一定の方程式やコツを習えばいいだけです。

ただ問題は、大多数の人がこの最大のゲームの見物人となり、代価を支払わされて、成功者をうらやましながら見ているだけになっていることだとオグ•マンディーノは言います。

そこで必要なのは、ここで紹介される17のルールを、毎日ひとつだけ読んで、その日一日その指示に従って読んでいくことだと言います。

これらのルールはある意味、あたりまえと言えばあたりまえの考え方です。

とてもシンプルです。

これらは要するに「マインドセット」と呼ばれているもので、いわゆる成功者ないし幸せな人生を生きている人たちのものごとの考え方だと言ってよいでしょう。

人生は、自分がこの人生をどのように考えているかによって作られているもののようです。

ここではわたしの気に入ったルールを3つご紹介しておきます。

ルール15 「人生をとりしきるのは、あなた」

「外界のものは、私に対して何の支配ももたない」

つまり、誰も、あなたが幸福になったり全力をつくしたりするのをじゃますることはできませんーーあなたが「そうしていい」という許可を与えないかぎりは。

たとえば、人の誹謗中傷、悪口や日々のちょっとした不幸や非難を、くよくよ思いわずらったり大げさに受け取ってしまうとその日一日大なしですが、気にせずに心のなかから追い出すようにすれば、しだいに力を失ってしまいます。

とはいえ、なかなかそうはいかないのが人情ですが、そういうときに私が良くする方法は、ハートに手を当てて、大きく深呼吸して、簡単なハート瞑想をすることです。

深呼吸とともに、大きく息を吐くとともに、内側にくつろぎ、ハートの中心に返ると「外界のものは、私に対して何の支配ももたない」というスペースを取り戻すことができます。

ルール16 「災いの中に『福の種』を探す」

簡単に言えば、災い転じて福となす、ということです。

これはオグ•マンディーノ自身が体験した事例をとって説明されていますが、あるとき彼が編集長を務めていた雑誌で、会社に大損害をもたらす大きな失敗をやらかしてしまいました。

そのときその雑誌のオーナーが言うには「今回雑誌に起きたことは、大変な災難であることは承知しているが、問題をじっくり検討すれば、災いの中に「服の種」が見つかるに違いない、というのです。

実際二人はそのあと何時間もかけて、問題をあらゆる角度から論じあい、最後に、結局重大な損失を取り戻したばかりか、広告収入をその後何年も大幅に伸ばす妙案を思いついたと言います。

サミュエル•スマイルズの「自ら助く」という本のなかに「人はつねに成功より失敗から多く学ぶ」という言葉があります。

ゲームにしろ人生にしろ、チャンピョンの座を勝ち取るのは、逆境を乗り越えるすべを学んだ者です。

ルール17 「真の幸福はあなたの内にある」

マルクス•アウレリウスは書いています。

「それはすべて諸君の内部、諸君のものの考え方の中にある」

自分自身の内、心やたましいの中に幸福を探そうとしないかぎり、そして、自分の持てるものを見返りを期待せずに人に分け与えようとしないかぎり、いくら幸福を探しても永遠に見つかりません。

「自分のためだけに、こころのせまい楽しみをひたすら追い求めた結果訪れる幸福は、次元の低い幸福だけです。広い考えを持ち、自分ばかりではなく世の中の他の人々にも関心を示して初めて、大いなるものと歩調をともにするような、次元の高い幸福を手にすることができるのです」ジョージ・エリオット

平安や満足や喜びを外界に求め時間を浪費し、無益な努力をしないように心がけてください

「幸福は所有したり獲得したりすることで得られるのではなく、与えることで得られる」と肝に銘じます。

人に手を差しのべ、分かち合い、ほほえみかけ、抱きしめるのです。

幸福は香水と同じで、他の人にふりかけると、必ず自分にも2、3滴ふりかかるのです。

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