http://ameblo.jp/livingthelifeyoulove/entry-12031130809.html
それは要するに人生を見ている自分の色眼鏡、自分のマインドに気づくということでした。
今回は、その気づきをどのレベルに持っていくかというお話です。
私たちの日常は物質的なレベルからマインドのレベル、感情のレベル、さらに内面の精神的な愛や慈愛や信頼、豊かさなどのある「本質」のレベル、そしてさらに内面の中核にある「空」（くう）や命の神秘と呼ばれているさまざまなレベルが同時に存在しています。
この意識の多重構造についてはELCコンサルティングで使う，意識の多重構造マップが参考になります。
http://ameblo.jp/unityinstitute/entry-11910248797.html
ディーパック・チョプラの
「この瞬間 どこからでも あなたの望む富はやってくる」（サンマーク文庫）
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763160524/oshoartunity-22/ref=nosim
この本では、富の意識の持ち方について書かれてあり、富の意識とは心の状態に他ならないと言っています。
それだけなら、心が豊かであればいいと精神論になってしまいますが、彼は
「豊かさ（富）とは願望をたやすく実現できること」
というふうに定義しているので、それは心だけではなく物質世界においても実現することができると考えているようです。
それは物質を構成する基本単位である原子、そしてそれを構成する素粒子は物質ではなく情報とエネルギーの波動であり、物質はすべてこの情報とエネルギーの波動からできているからです。
そこで、何かに関心をいだくことでことで、この情報とエネルギーの波が粒子となり、それが物質化し、実現するようになる、といのが素粒子物理学の場の量子論からの帰結だというのです。
そこに「物質的な豊かさを無限に創りだす原理」があると彼はいいます。
そしてディーパック・チョプラは「内面に存在するパワーこそ、豊かさを作り出すための鍵」だとしています。
それでは「内面に存在するパワー」とはなんでしょうか？
豊かさというとお金の豊かさを考えがちですが、それは物質的な外側のレベルのみに気づきがある人で、その物質レベルでの豊かさです。
しかしオスカー・ワイルドが「お金持ちよりもお金について考えている唯一の階級の人々がいる。それは貧しい人々だ。実際、貧しい人々はお金のことしか考えることができない」と言っているように、物質レベルでのみの豊かさにとらわれている人は、貧しい人なのです。
ここで、本当に豊かな人というのは、お金にだけ関心を抱くのではなく、万物を生みだす源、富の源にまで意識の気づきがある人です。
ディーパック・チョプラは、その「内面に存在するパワー」の原理を素粒子論の興味深い現象に注目して説明しています。
それは素粒子には「観察された瞬間しか、存在しない」という性質です。
つまり、素粒子がどの場所にあるかは、確率的にしか予測できません。
それは素粒子が波の性質を持っていて、観察される瞬間までは波の性質を持っていて、その波は広がっていて、空間や時間の一点に限定されることはありませんが、「関心をいだく」（観察する）ことで、その波であるものが物質（粒子）に変わるのです。
つまり、素粒子はあなたが観察することで創りだされるのです。
そして観察されなければ、素粒子は空間を漂っている波でしかないのです。
その波が「関心をいだく」ことで粒子となり、物質化していくことになるというのです。
そうなるためには、本当の富の意識を理解する必要があり、万物を生みだす源の性質を知らなければならず、そのためには、自らの意識や知覚を純粋な状態にする必要があります。
マインド（頭）で考えることではその純粋意識には達することができません。
その純粋意識の状態になる方法が瞑想なのです。
その瞑想の意識状態のなかでこそ、この富の意識となる無限の可能性の場にたどり着くことができるのです。
そのことに関心をいだくことによって、あなたは無限の可能性の源にアクセスすることができると同時に、それらを実現していくことができようになる、ということが、この本で説明してあることです。
それはまさにELCコンサルティングで、ハート瞑想で創造的な知性につながり、意識の多重構造マップの中心にある「空」の意識とつながると同時に、表層の意識であるマインドや感情、欲望などにも気づいていることで、自分が本当に望むものを実現していく、ということと理論的には一致しています。
http://unityinstitute.jp/livingyoudestiny/
☆ランキングに参加しました！
よろしければ、クリックお願いします☆
にほんブログ村