みなさん、お久しぶりです。
ご心配おかけした方、読んでくださっていた方
中途半端なカタチで放置していてすみません…。

5月16日に8回目の抗がん剤を終え
CT、MRIの検査による最終評価、
5月23日に主治医によるオペのオリエン。
5月30日に入院手続き
6月13日から入院、14日に手術をしてきます。

今の心情は、とても複雑です…。
手術は、乳房温存術になりました。
しこりの大きさは、およそ2センチ。
当初、5センチ近くあったことを考えると
周囲のみんなは、小さくなったね、よかったね、と言ってくれます。

でも、わたしは、2センチにしかならなかったか…と思ってしまう。
大きくならなかっただけラッキーだし、
小さくなっても位置によっては全摘だった
そのことを思えば、当初、希望していた温存手術になっただけ良かったと
頭では分かっていても、
しこり2センチ+周りの組織2センチで計4センチ程度、
そして乳腺を1/4取る、傷は大きく、肌の上に残る
そう思うと、やりきれない悲しさが溢れてきます。
誰も悪くない。
ただ、ただ、ただ、ただ悲しい。
この悲しみのやり場がなくて…。

周りの人に自分の気持ちを100%理解してほしい、とも
理解できるとも思ってないのだけれど
この悲しさを少しでも汲んでもらえたら…と期待してしまったり。
自分でも未経験のことだから、この先のこと、
特にメンタル面が、とても不安です。

わたしの胸は、本当にたいしたものではないけれど
自分の体がなくなってしまうということは、本当に本当に本当に悲しい。
もう戻れないんだ。
術後、この喪失感に耐えられるのか、と思うと
実は、毎日、涙が出ます…。

わたしは普段、自分のメンタルには割と自信があって
何かあっても、前向きに考えることは得意だと思ってました。
いろいろ乗り越えてきたと思ってました。

乳がんになったことも納得していたし、
選択してきたことも治療方針も納得していた。
でも、今まで無傷だった。
髪がなくなっても、まつ毛がなくなっても、眉毛がなくなっても
歩けなくなっても、無傷だった。

金曜の夜には、もう、わたしの胸はカタチを変えている。
それまでに、どうやって自分の胸にお別れしようかなと思ってます。

明るくありたい、と思って
病気になっても、そう見えるよう振る舞ってきたつもりでした。
そうあることが周りの人のためであるとも思っていたし。
もちろん、演技じゃない部分も多々あるのだけど。
皺寄せがきちゃったのかな。


でも、泣いても笑っても手術日はきます。
手術が終われば、その体といやが上にも向き合っていかなければならない。
そうなれば、折り合いは自然とつくのかな。


ちょっと、混乱垂れ流してごめんなさい。
何とか、無事やってきます!