2014年8月14日（木）先勝
今日は，もったいない学会副会長が，私の活動している足尾を見たい，ということで，ご案内してきました
。
足尾は，言わずと知れた銅山で有名な町。（今はあまり銅も取れないため，閉山しているのですが，，，あしからず。。。）以前には4万人もいたその町は，今や2500人と人口が減少し続けている町です
。また，高齢化も進展していて，今のままでは2030年には，高齢化率が80％にもなると言われる町です。まさに，現代経済社会から見ると，課題山積地域なわけです。その地域で，地域活性化活動をしています。なぜか
というと，これらの課題は，これからの日本が直面するものと同類で，その課題解決が，これからの社会を考えていく上で，先端事例となる可能性があると思っているからです
。（これらの詳細は，12月13日に東大で行われる学術大会で発表する予定です。興味がある方は，どうぞ。）
そんな中，地域活性化活動を始めているのですが，今の活動の中心は，足尾中学の生徒さんたちとともに考えることから始めています。地域活性化などというと，すぐに観光や20代の若者，と流れるものですが，私自身は，地元の人が地元に戻ってきたくなる町こそが，地域活性化の鍵となると思っているので，足尾中学の生徒さんたちと考えるようにし始めました。この考え方や活動は，遠回りのようで，一番の近道だと思っています。何十年とかけて作られてきた現代経済社会の流れが，そんなに簡単に変わるとは思えません。もっと根本的なところから流れを変えていかなければ変わっていかないだろうなー，との思いから生まれ，始めた活動です。昨年度は，地元でエネルギーを作るーそこから地域を考える，ということからそんなことをしていました。ちょっとした当たり前の気付きから，意識を変え，生活を変えていこうとする活動です。
よく話していることなのですが，私の期待している技術のひとつに，自動運転自動車の技術があります。この話をすると，危険度はどうのこうのとか，責任の所在はどうなるとかの話になるのですが，この技術が実用化されると，生活そのものが大きく変わる可能性があることが想像できないようです
。この技術が実用化されていくと，過疎地で問題となる買い物難民問題が解決できる可能性が出てきます。学校の登下校問題も解決できる可能性が出てきます。交通違反や交通事故の問題が解決できる可能性が出てきます。なぜかというと，この技術が実用化していくと，運転手，という存在がいらなくなる可能性が出てきます。ので，運転免許など要らなくなる可能性がありますので，多少の設定ができる人であれば，老若男女どなたでも，自動車に乗れることができるようになる可能性があるわけです。そうなると，その事故の危険性というのですが，現在の自動車は，人間の五感により判断され，危険が察知されるわけですが，その情報は2つの目，2つの耳が中心となって得られているはずです。（それ以外でも勘がある，という人がいるかもしれませんが，，，あしからず。。。）しかし，自動運転自動車に設置されるセンサーは，少なからず，それ以上の数が稼働します。そのセンサーの情報をもとに，コンピューターが制御するのですが，そのコンピューターが壊れたらどうするとなるのですが，そのためのメンテナンスのはずですし，サーバーなどに使われている二重化構造にすれば，その確率は格段に少なくなるわけです。また，事故が起こる主な要因は，速度違反や運転手の不注意です。その人間心理には，焦り，があるでしょうが，それは，運転者が自動車を運転するときには，自動車を運転するしかできない，という根本的な問題があるような気がしています。（当たり前だー，と怒られそうですが
）もし，その運転しかできない時間に，本が読めたり，テレビが見れたり，もしかしたら，寝ていてもOKということになったら，もっと余裕をもって行動できるのではないでしょうかスピードも，制限速度でノロノロ走る，ことが前提であれば，家や会社でしかできない作業を，車の中で行うことができれば，ノロノロ走られても気にならなくなるはずです。だって，それが当たり前なのですから。
さて，長々と自動運転自動車の可能性を書いてみましたが，この技術が実用化されれば，生活そのものが大きく変わることが想像できたのではないでしょうか実は，ちょっと考え方を変えるだけで，生活そのものが大きく変わる可能性があるわけです。それこそ，当たり前じゃん，と言われそうですが，その当たり前のことに気付かないことが多いようです。ちなみに，私の著書は，そんな当たり前のことに気付くこと，の内容が書かれています。ので，パッと見た目は，当たり前じゃん，と済まされそうで，売れなさそうなのですが。でも，内容的には，ボディーブローのように，じわじわと効いてくる内容になっていると思っています。ので，できましたら，一度ではなく，何度か読んでほしいと思っています。章や節もそんなに長く書いていないつもりですので，ななめ読みでもいいと思っています。さらーっと読むのを，何度か繰り返してもらって，当たり前じゃん，って何度も思ってもらえたら光栄です。ちなみに，驚いたので，自分の記録として。この「未来と結ぶ本」は，AMAZONでも買えるのですが，早くも中古本が売られていました。驚いたのは，その価格です。なんと，600円定価のこの本が，3,955円で売られていたのです。たしかに，それほど多くの部数が出ていないので，初版は貴重なのかもしれませんが，それは高過ぎでしょーと，著者本人が思ってしまいました。思わず，著者分も出し惜しみしたくなるくらいです。でも，先に書いたように，何度も当たり前でしょーと思ってほしいので，持ち運びやすく，いい感じのカバーにし，持ち運んでも恥ずかしくない体裁にしたつもりです。いろんな人に読んでもらって，批判してほしいなー，と思っています。（あまりひどい批判にはへこんでしまうかもしれませんが，それはそれ，修行だと思って）
足尾でやっている活動は，当たり前に気付くところからの活動なので，すぐに目に見えていくような活動ではないような気がしています。でも，多くの幸せを感じることができる地域になっていってほしいなー，と密かに思うのでした。
。。
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今日は，もったいない学会副会長が，私の活動している足尾を見たい，ということで，ご案内してきました
。足尾は，言わずと知れた銅山で有名な町。（今はあまり銅も取れないため，閉山しているのですが，，，あしからず。。。）以前には4万人もいたその町は，今や2500人と人口が減少し続けている町です
。また，高齢化も進展していて，今のままでは2030年には，高齢化率が80％にもなると言われる町です。まさに，現代経済社会から見ると，課題山積地域なわけです。その地域で，地域活性化活動をしています。なぜかというと，これらの課題は，これからの日本が直面するものと同類で，その課題解決が，これからの社会を考えていく上で，先端事例となる可能性があると思っているからです。（これらの詳細は，12月13日に東大で行われる学術大会で発表する予定です。興味がある方は，どうぞ。）そんな中，地域活性化活動を始めているのですが，今の活動の中心は，足尾中学の生徒さんたちとともに考えることから始めています
。地域活性化などというと，すぐに観光や20代の若者，と流れるものですが，私自身は，地元の人が地元に戻ってきたくなる町こそが，地域活性化の鍵となると思っているので，足尾中学の生徒さんたちと考えるようにし始めました。この考え方や活動は，遠回りのようで，一番の近道だと思っています。何十年とかけて作られてきた現代経済社会の流れが，そんなに簡単に変わるとは思えません。もっと根本的なところから流れを変えていかなければ変わっていかないだろうなー，との思いから生まれ，始めた活動です。昨年度は，地元でエネルギーを作るーそこから地域を考える，ということからそんなことをしていました。ちょっとした当たり前の気付きから，意識を変え，生活を変えていこうとする活動です。よく話していることなのですが，私の期待している技術のひとつに，自動運転自動車の技術があります。この話をすると，危険度はどうのこうのとか，責任の所在はどうなるとかの話になるのですが，この技術が実用化されると，生活そのものが大きく変わる可能性があることが想像できないようです
。この技術が実用化されていくと，過疎地で問題となる買い物難民問題が解決できる可能性が出てきます。学校の登下校問題も解決できる可能性が出てきます。交通違反や交通事故の問題が解決できる可能性が出てきます。なぜかというと，この技術が実用化していくと，運転手，という存在がいらなくなる可能性が出てきます。ので，運転免許など要らなくなる可能性がありますので，多少の設定ができる人であれば，老若男女どなたでも，自動車に乗れることができるようになる可能性があるわけです。そうなると，その事故の危険性というのですが，現在の自動車は，人間の五感により判断され，危険が察知されるわけですが，その情報は2つの目，2つの耳が中心となって得られているはずです。（それ以外でも勘がある，という人がいるかもしれませんが，，，あしからず。。。）しかし，自動運転自動車に設置されるセンサーは，少なからず，それ以上の数が稼働します。そのセンサーの情報をもとに，コンピューターが制御するのですが，そのコンピューターが壊れたらどうするとなるのですが，そのためのメンテナンスのはずですし，サーバーなどに使われている二重化構造にすれば，その確率は格段に少なくなるわけです。また，事故が起こる主な要因は，速度違反や運転手の不注意です。その人間心理には，焦り，があるでしょうが，それは，運転者が自動車を運転するときには，自動車を運転するしかできない，という根本的な問題があるような気がしています。（当たり前だー，と怒られそうですが）もし，その運転しかできない時間に，本が読めたり，テレビが見れたり，もしかしたら，寝ていてもOKということになったら，もっと余裕をもって行動できるのではないでしょうかスピードも，制限速度でノロノロ走る，ことが前提であれば，家や会社でしかできない作業を，車の中で行うことができれば，ノロノロ走られても気にならなくなるはずです。だって，それが当たり前なのですから。さて，長々と自動運転自動車の可能性を書いてみましたが，この技術が実用化されれば，生活そのものが大きく変わることが想像できたのではないでしょうか
実は，ちょっと考え方を変えるだけで，生活そのものが大きく変わる可能性があるわけです。それこそ，当たり前じゃん，と言われそうですが，その当たり前のことに気付かないことが多いようです。ちなみに，私の著書は，そんな当たり前のことに気付くこと，の内容が書かれています。ので，パッと見た目は，当たり前じゃん，と済まされそうで，売れなさそうなのですが。でも，内容的には，ボディーブローのように，じわじわと効いてくる内容になっていると思っています。ので，できましたら，一度ではなく，何度か読んでほしいと思っています。章や節もそんなに長く書いていないつもりですので，ななめ読みでもいいと思っています。さらーっと読むのを，何度か繰り返してもらって，当たり前じゃん，って何度も思ってもらえたら光栄です。ちなみに，驚いたので，自分の記録として。この「未来と結ぶ本」は，AMAZONでも買えるのですが，早くも中古本が売られていました。驚いたのは，その価格です。なんと，600円定価のこの本が，3,955円で売られていたのです。たしかに，それほど多くの部数が出ていないので，初版は貴重なのかもしれませんが，それは高過ぎでしょーと，著者本人が思ってしまいました。思わず，著者分も出し惜しみしたくなるくらいです。でも，先に書いたように，何度も当たり前でしょーと思ってほしいので，持ち運びやすく，いい感じのカバーにし，持ち運んでも恥ずかしくない体裁にしたつもりです。いろんな人に読んでもらって，批判してほしいなー，と思っています。（あまりひどい批判にはへこんでしまうかもしれませんが，それはそれ，修行だと思って）足尾でやっている活動は，当たり前に気付くところからの活動なので，すぐに目に見えていくような活動ではないような気がしています。でも，多くの幸せを感じることができる地域になっていってほしいなー，と密かに思うのでした。
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