将棋ブログの調べたところでは、東京都中央区に本社がある株式会社ドワンゴと千駄ヶ谷に本拠がある日本将棋連盟で主催している叡王戦がタイトル戦へと昇格することが2017年5月に発表されました。

 

タイトル戦の発足は1983年度の王座戦以来34年ぶりとなり、将棋界初の8大タイトルとなりました。叡王戦の優勝者が将棋AIとの対戦をする電王戦に出場していたが、今期からは将棋AIとの対戦との対局がなくなり、また全棋士参加ということで装いも新たに新タイトル戦ということで注目度が高くなっている棋戦だと将棋ブログは思います。

 

そういえば、初代叡王は山崎隆之八段で二代目叡王は佐藤天彦名人ということで、先日行われた将棋日本シリーズJTプロ公式戦二回戦は叡王同士の激突が香川県で開催されました。この勝負は初代叡王である山崎八段の勝利となりました。

 

ちなみに叡王は二人とも電王戦で勝ち星を挙げることなく、将棋AIの前に敗北しました。初代叡王が将棋AIに敗北した時点で、人間には勝ち目がないと言われていましたが、実際に現役の佐藤天彦名人が敗北を喫したことで叡王が電王戦に挑むことはなくなりました。

 

ただ、将棋AIに挑まない棋戦では他の棋戦と同じです。それではドワンゴとしてもやはりアレだったのでしょう。将棋ブログの想像をするに将棋ブームに乗って、AbemaTVが攻勢をかけてきていることもあり、タイトル戦へ昇格させて、ドワンゴの注目度を維持しようというふうに画策した結果でしょう。

 

ちなみに、現在、叡王を決定する決勝七番勝負の開催希望地のアンケートを実施しています。この辺はやはりファンを楽しませる姿勢が鮮明です。もちろん、既に段位別予選も開催されています。三代目叡王が誰になるのか?楽しみですね。