前回のブログで来週、この対局については積極的に触れたいと思っていますと書きましたが、来週になる前にやはり、さっさと書きたくなってしまいましたので、書くことにしました。将棋ブログには来週、書くネタがないんじゃないんだろうか?というご心配の声も聞こえてきそうですが、そこはまあ何とかひねり出して書いてみたいと思いますので、ご安心ください。予定ではプロ入りを決めた新4段について触れたいと思います。

 

さて、本題に入りまして、第30期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局が決着が着きました。結論は羽生善治二冠の勝利となり、2勝1敗で竜王戦の挑戦者となりました。

 

負けた松尾歩八段は1組で優勝したのに勝てなくて、悔しい思いしかないでしょう。しかし、下馬評では王座戦での敗北直後ということで気持ちの切り替えがうまくできていない可能性が高いと思われる羽生善治二冠よりもこの勝負に賭けている松尾歩八段が竜王への挑戦者になる可能性が高いと思われていたフシもあるので、大熱戦になったことは間違いありません。

 

将棋ブログが思うに、永世称号の制度があるタイトル戦のうち、竜王を除く全てで永世称号の資格を持つ羽生善治二冠が遂に竜王に君臨し、史上初の永世七冠を獲ってしまうのか?それとも、A級棋士ではあるものの名人戦に絡むことができず、竜王の座にだけ固執し続け、2016年挑戦者にいちゃもんをつけて対戦者を変更させてまで卑劣な行為をしてでも、守ろうとした絶対的な将棋界のヒール役の渡辺明竜王(33)が実力で羽生善治二冠を返討ちにしてしまうのか?非常に興味深い今年のクライマックスシリーズに突入することは確実である。


今回、竜王戦1組優勝者の竜王奪取という将棋界の七不思議打破に向けて松尾歩八段が挑むことにならなかったことは将棋界のジンクスを打ち破る機会が来年以降になってしまい、将棋ブログ的にも非常に残念ではありますが、逆にいうと竜王戦1組優勝者ではない羽生善治二冠がこのジンクスに当てはまらない、竜王戦1組2位なので、充分に羽生善治二が勝
つ可能性が充分あり、永世七冠が目前に迫っていると言えるだろう。

 

重ね重ねではあるが、松尾八段のタイトル戦初出場はならなかったことは非常に残念ではあるが、勝負は時の運。羽生善治永世七冠の誕生を2017年は楽しみにしています。とくに竜王戦の挑戦は7期ぶりということなので期待しかしていません。

ちなみに将棋ブログも流石に今回はないと思いますが、渡辺明竜王が羽生善治二冠にいちゃもんをつけても佐藤康光会長(47)と森内俊之専務理事(46)が封殺しないと駄目でしょう。本当に頼みますよ、今回は。

 

せっかく最年少中学生プロ棋士の藤井聡太四段(15)のおかげで注目が集まっている将棋界に水を差すような行為は三浦弘行九段(43)が泣く泣く、今の将棋ブームを壊したくないと、裁判沙汰を避けたのですから、言語道断です。

 

いちゃもんをつけた瞬間に竜王を剥奪してもいいでしょう。前科一犯ですからもう絶対に許される行為ではありません。将棋界から影響追放で抹殺してもいいでしょう。現竜王は。まったくもって竜王の資格はないです、そんなことをするのであれば。

 

スポーツ界で考えると決勝戦前にドーピングしているとライバルを告発して、疑惑というだけで出場停止にさせておいて自分は優勝するなんてあり得ないでしょう?そもそも運営の対応が悪いと思いますけど!!!

ちなみにスポーツ報知で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が第30期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局について『リアルタイムで見ていましたが終盤戦は痺れました。初の永世七冠挑戦という偉業。楽しみです。』というようなことをアメーバブログに書いたそうですが、実際本当に興味があるのか?正直疑いがあります。

 

昨今の将棋ブームにただ便乗している感も否めませんが、影響力があるブロガーですから、藤井聡太四段の偉業で将棋界に注目が集まっていましたが、将棋界への注目度がやや落ち着いた感もありますので、興味関心は実はあまりなくても、いい意味で将棋界を盛り上げてくれているという意味では将棋ブログ的には評価できるような気もします。

 

まあ某アイドルグループにも、将棋ブームに便乗している人がいますから…。