昨日は、クリちゃんが歩いたあまりの興奮で、
取り乱してしまいました
先週の土曜、
お座りした体勢から10センチほど腰を浮かせて、
自分の足で「立った」クリちゃんを偶然目撃。
↓このぐらい
昨日の土曜は、
犬たちのお散歩タイム、
初めてのボラさんと一緒にルルちゃんのお散歩に行って、
母屋の方に戻ってきたら、
…あれ?
最初、数秒間、自分が見ているものが理解できませんでした。
遠目に、クリちゃんが、吠えながら、地面にしっかりと立っていたのです。
↓こんな感じ
私「…あれ、クリちゃん、立ってますよね!?」
初ボラのWさん「立ってます、立ってます」
私「立ってますよねっ!!クリちゃーーーーーん!!」
そこから、クリちゃんの周りを熱い声援を送る応援団が囲み、
クリちゃんはヨロヨロと立ったり、また座ったりを繰り返しながらも、
なんと足を動かして歩行!
総移動距離、約10m!
ゴールで一休み。
自信がみなぎってる感じがします
この日は、これに先立って、2回車椅子に乗っていて、
先週より恐怖心もなくなってきたのか、
自ら積極的に歩いていて、
距離もたくさん歩くことができました。
心身ともにどん底の状態で保護されて約3ヶ月。
栄養が満ちて、体力や筋力もついてきて、
ボランティアさん達の愛情とお世話で前向きな気持ちになり、
仲間の犬達からの刺激と安心感で、
心も体も充実してきた現在のタイミングで車椅子に取り組んだことが、
自力で歩きたい!という強い気持ちになったのかもしれません。
初めて会った時、クリちゃんは保護されて間もなくで、
私はクリちゃんの写真を撮れませんでした。
あまりに悲しい目をしていて、心を閉ざした様子に、
とてもカメラを向ける気になれなかった。
↓2回目に会った写真。ガリガリです
毎週末シェルターに行っていたのは、娘が行きたがるのもあるけど、
最初の頃は正直に言うと、クリちゃんが心配だったから。
歩けない、オシッコも自力でできない、
悲しい目をして、ワンともクンとも言わない怯えたクリちゃん。
本当は、なんとか引き取ってお世話したかったけど、
どう考えても無理で
少しでも何とか役に立ちたかった。
正直、すごく失礼な話だけど、障害のある子を不特定多数がお世話することにも、
不安を感じていました。
でも、毎週ごとに薄紙をはがすように、
表情が明るくなって、感情豊かになっていったクリちゃん。
ボランティアの皆さんがそれぞれに心を砕いていることも解って、
だんだん、ここがクリちゃんの居場所なんだなって安心しました。
そして今、
一生歩けないとお医者さんに言われたクリちゃんが、自分の足で立って歩きました。
オシッコも、おなかを押すと刺激で出せるようになりました。
キュンキュン甘えて、人の目をまっすぐ見て、たくさん甘えるようになりました。
誰よりも大きな声で、裏山にいても聞こえる声で、元気に吠えています。
以前は、犬の散歩タイムに他の犬が吠えていても、
全然関係ない感じで、じっと静かにしていました。
シェルターに車が来ても、様子は見てたけど、静かでした。
今、クリちゃんはきっと、
お散歩タイムに自分も参加してる気持ちなんじゃないかなと思います。
シェルターに車が来ると吠えるのも、
自分がここの一員だって解っているからだと思います。
最初は、クリちゃんの笑顔が見たい一心で通っていたシェルターだけど、
それを軽く越えて、
まさか歩く姿をこの目で見られるとは…。
クリちゃん、予想の斜め上を行ってます!!
だって、寝たきりだって聞いたから、
せめてもと介護用マットを贈ったのに、
もはや全然必要ないんだぜ!!
こんなにめでたいことってあるかい?
あっ、また熱くなってしまった
これからもずっと、気持ちはクリちゃんの応援団長
ノエルのブログなのに、バンバンクリちゃんのこと書いちゃいます
クリちゃんのためにあるような曲!?です。
特に、
「そう 試されてる いつまで運命に逆らえないまま?
引力に負けそうで 無理だろって へたり込んじゃう前に
この際 ノンストップで ゴールラインも駆け抜けろ今」
「絶対的な君だけのステップを 刻んでよ 踏み出してよ
その数十センチが 奇跡起こしてしまうかも!?
圧倒的で鮮烈なジャンプを 決めてよ 蹴散らしてよ
最高のイメージの先へ 跳ねる 君のストライド」
クリちゃん、その数十センチが 奇跡起こしてしまってるよ~!!