荀彧(じゅんいく)
お歳暮などで、洗剤やサラダ油だったりするとがっかりする私です。
荀彧は、曹操
に仕えた文官で、「王佐の才」と評された人物でした。
「王佐の才」の王佐とは、王を助けるという意味で、荀彧は曹操の覇業を補佐することになります。
荀彧を迎えた曹操は、「我が子房が来た」と大いに喜んだそうです。
子房とは前漢の張良のことをいい、劉邦が智者の張良を配下にし漢を建国したことになぞえらえるほど
荀彧は優れた才能を持っていました。
その後、曹操の元で政治・戦略に渡って数々の功績を建て、また人材発掘にも力を発揮しました。
しかしながら、曹操との間に亀裂が生じることとなります。
原因は、曹操の帝位の簒奪の意思を明らかにし始めたことに荀彧が反対したことにあるそうです。
曹操への憂慮のあまり病気を発して死去したそうですが、この死には謎が多く自殺とも言われています。
曹操との間の亀裂で、荀彧は病と称して自宅に引きこもっていたところに曹操からの見舞いの品として
空の器を賜るのですが、荀彧はそれを見て「もう曹操に必要とされていない」と思い毒を飲んで自殺した
という話です。
曹操が、どのような意味を持って空の器を荀彧に贈ったかはわかりませんが、贈り物に意味を持たせる事や
貰った物に対して意味を考えることは私たちの日常でもあることではないでしょうか?
さて、私個人として荀彧に対しての印象は、ルームライトもほしいです。
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