エゼキエル6章・イスラエルの比ゆ的な淫行-偶像崇拝 | ヨハネのブログ

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「それは,わたしからそれて行った彼らの淫行の心と,その糞像を慕って淫行のために行く彼らの目とのゆえに,わたしが砕かれてしまったからである。」(エゼキエル6:9)



エゼキエル6章には、イスラエルが比ゆ的な淫行を行なったことが述べられています。これは、何を意味しているでしょうか。これは結婚関係以外の不義の性関係を意味してはいません。そこでは、「その糞像を慕って淫行のために行く」と述べられていることから、淫行とは糞像を慕うことであることが分かります。ですから、比ゆ的な淫行とは偶像崇拝を意味しています。



エホバは、西暦前1513年イスラエル人にモーセの律法契約を与えました。その契約のゆえに、エホバはご自分とイスラエル人が結婚関係にあると描写されました。ご自分を夫、イスラエル人を妻と呼ばれました。(イザヤ54:5,6)そのような比ゆ的な結婚関係にある者としてエホバはイスラエル人にご自分だけを神として崇拝することを求められました。(出エジプト20:3-5)それで、イスラエル人がエホバではなく、偶像を神として崇拝することは、比ゆ的な淫行と言うことができました。そして、イスラエル人が石や木でできた偶像を崇拝することは、エホバの目に「姦淫」、また「売春」とも言えました。(エレミヤ3:2,9)



エゼキエル書16章の中でも、エホバがエルサレムとの「契約に入っ(て)」、いわば結婚関係に入ったことが述べられています。しかし、エルサレムは、像に対する偶像崇拝を行なって売春を行ないました。(エゼキエル16:17)それだけでなく、エルサレムは「エジプトの子ら」や「アッシリアの子ら」と売春を行ないました。(エゼキエル16:26,28)これは、エルサレムが自分を守ってくれるものとして、エホバではなく、エジプトやアッシリアなどの他の諸国家に頼ったことを意味しています。他の諸国家に頼ることは、エホバの目に偶像崇拝であり、また「売春」でした。



これらの記述は、啓示の書に登場する大いなるバビロンが行なっていることに対して理解の光を投じます。大いなるバビロンは、「淫行」を犯していると述べられています。(啓示14:8)そもそも、大いなるバビロンは、聖書の神を崇拝していると自称しています。その大いなるバビロンが淫行を犯しているとは何を意味するでしょうか。



それは、大いなるバビロンが文字通りの偶像崇拝をしたり、他の諸国家に頼ることによって比ゆ的な淫行を犯すことを意味しています。(啓示14:8)



彼女は何を偶像として崇拝しているのでしょうか。聖書は大いなるバビロンが自らを崇拝していることを示しています。(啓示17:5)それは、大いなるバビロンがエホバに頼るのではなく、自らの軍事力を崇拝することをも意味しているでしょう。昔、イスラエルは、馬つまり軍事力に頼ることのないように戒められました。(申命記17:16)自国の軍事力に頼ることも、エホバの目には、偶像崇拝です。



また、大娼婦は、地の王たちと「淫行を犯し」たと述べられています。(啓示17:2;18:3,9)それは大いなるバビロンが他の諸国家と同盟関係を結び、その同盟関係により自らの保護を図ろうとすることを意味しているでしょう。それは、神との関係があると自称している大いなるバビロンにとって、やはり偶像崇拝であり、淫行です。



それで、昔イスラエルとユダがその偶像崇拝、すなわち比ゆ的な淫行のゆえに、エホバから裁かれてしまったように、大いなるバビロンも、将来、その偶像崇拝すなわち比ゆ的な淫行のゆえに裁かれてしまうことになります。(啓示18:2,3)



しかしながら、啓示の書で大いなるバビロンを描写する重要な特徴である神の民に対する迫害と流血は、アメリカ合衆国で見られないと思います。(啓示17:6)それで、アメリカ合衆国が神の民に対して保護を差し伸べる限り、大いなるバビロンアメリカ合衆国に対する裁きはもたらされないと思います。




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