伝えたい想いが誤解されていませんか？
書くことが苦手、文章が書けないで
悩んでいるあなたへ贈る
ワンポイントレッスン
今回ですが、
日頃からご要望の多い
『メール編』をお伝えします。
本当に伝えたかったはずの想いも
きちんと伝えられなかったり
ニュアンスの違いで謝って受け取られて
しまったりする事がよくあります。
無機質な画面の中の文字だからこそ
そこに込めた想いは
しっかり伝えたいですよね😊💝
今日は、コミュニケーションに悩む
クライアント様からのご相談に基づいて
ワンポイントレッスンを作成しました。
お友達や会社の同僚、サークル仲間などなど
親しい人たちと連絡を取り合う手段として
LINEやメールなど、文章を打つことは
日常化していますね🍀
ラインもメールも
時間や場所を選ばず
いつでもすぐに連絡する事が出来、
とても便利な反面、
文章を作ることが苦手な人にとっては
こよメールやラインでの発信に
とても苦労をしていらっしゃったり、
時に
言葉不足や誤った使い方で
誤解を与えてしまったりすることも
少なくないようです。
クライアント様のご了解を得て
原文（一部省略）を使わせていただきます。
仲良しだった先輩と久しぶりに再会し、
後日、以下のように
お礼のメールを送ったそうです。
…が、先輩からのお返事のテンションが
ちょっと低めだったようで、
「私のメールに何か問題あったのでしょうか？」
と、気になってご相談いただきました。
先日は会えて良かったです。
なかなか予定が合わず、今年はもう会えないのかと思っていました。
たくさん楽しいお話を聞かせていただいて、ありがとうございました。
充実されているご様子、羨ましかったです。
またいつかお会い出来るのを楽しみにしています。
さて、皆さま
このメッセージを、ご自身が受け取ったと
想像してみてください。
どんな感想をお持ちになりましたでしょうか？
文脈にも誤りはありませんし、
ご丁寧な言葉で書かれています。
ですが、ひとつずつ分析していくと
ちょっとした言い回しや
言葉の使い方のために
会えた事への感動や感謝が
伝わりにくいどころか
もう会わなくていいや、というように
マイナスなイメージに取らてしまったようです。
【修正前】
先日は会えて良かったです。
【修正後】
先日は会えて嬉しかったです！
（解説）
良かったという表現自体は問題ないのですが、「良い・悪い」の対比で使われるケースが多い為、この場合に使うと、ご自身の感想を伝える言葉としては少し「あたたかみ」に掛けるようです。
嬉しい、感動した、感激した、などの「感情を伝える言葉」に置き換えた方が、より、会えた時の自分の気持ちが伝わります。
【修正前】
今年はもう会えないと思っていました。
【修正後】
今年はもう会えないのか…と
寂しい気持ちでいましたので、
想定外の再会、とっても感激でした！
（解説）
無機質な文字は、感情を伝える事が難しいので、時に、上記の修正前のような言い切りの表現にしてしまうと、受け取った相手の感じ方によっては、「あれ？これって怒ってる？」「会えずにいたことを暗に責められてる？」と思われてしまう可能性もあります。
ですので、「会えないのか…と寂しい気持ちでいた」という表現で「凄く会いたかった」気持ちを伝えられるのと同時に、「再会にとっても感激した」という言葉で、会えた事に対する感激の気持ちを伝える事ができます。
【修正前】
楽しいお話を聞かせていただいて、
ありがとうございました。
【修正後】
楽しいお話を聞かせていただいて
まるで自分が経験したかのようで
私までワクワクした気分になれました！
（解説）
話を聞かせていただいた事へのお礼は伝えているのですが、そのお話を聞いたことへの感情が書かれていない為、「あれ？もしかして楽しくなかった？」「興味ない話でつまらなかった？」と誤解されてしまう可能性もあります。
ワクワクしました、ドキドキでした、知らなかったのでとても良いお勉強になりました！など感情が動いたことを盛り込む事で、躍動感や楽しかった「気持ち」が伝わります。
【修正前】
充実されているご様子、
羨ましかったです。
【修正後】
充実されているご様子、
羨ましく思うと同時に、私も〇〇さんを
見習ってそんな毎日が送れるよう
頑張ろうってパワーをいただきました！
（解説）
充実のお話を聞いた感想として、羨ましい！という表現はよく使われますし、悪い言葉ではありません。ですが、今回の文章では、羨ましかった、だけで終わっていて、感情が伝わっていません。羨ましいと感じた時の気持ちや感情を追加することで、そのお話を聞けたことへの楽しさや嬉しさを相手に伝える事が出来ます。
【修正前】
またいつかお会い出来るのを
楽しみにしています。
【修正後】
また、○月頃（春ごろ・夏ごろなど）
お互いの都合を出し合って
次の再会を計画したいですね！
（解説）
修正前の「またいつか」という表現は、時に社交辞令のように受け取られてしまいがちです。
本当にまた会いたい気持ちを伝えるには、具体的に「○月ごろ」や、「春ごろ」「夏ごろ」などの時期を明確にした上で、「計画しましょう」という表現にすることで、実現化したいという気持ちを伝える事が出来ます。
他にも
「お会いしたばかりなのに、またすぐにお会いしたくなるくらいに最高の一日でした！」など、会えて嬉しかった、また次に会いたい、という想いが更に強くあたたかく伝わります。
以上の事を合わせて、
修正後の文章を作成してみました。
たくさん楽しいお話を聞かせていただいて、まるで自分が経験したかのように感じて、私までワクワクした気分になりました！
毎日が最高に充実されているご様子、とても羨ましく思うと同時に、私も○○さんを見習って、そんな毎日が送れるように頑張っていこうってパワーをいただきました。
お会いしたばかりなのに、またすぐにお会いしたくなるくらい最高の一日でした！
また、お互いの都合を出し合って次の再会を計画したいですね。
さて、今日のワンポイントレッスン、
いかがだったでしょうか。
ほんの少しでも、
皆さまのお役に立てれば嬉しいです😊
ビジネス・ライティング・ビレッジでは
書く事が苦手な方のお手伝いを
させていただいております。
✅思うように文章が書けない
✅メールで誤解される事が多い
✅伝えたい事が言葉に出来ない
✅自分の言葉に自信がない
✅文章を書く事が苦手
✅ビジネスメールで失敗ばかり
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