実家の母は、そのまた母譲りに、土いじりが大好き
お花をたくさん咲かせて、私もそれを見ながら育った。
小学校では、朝顔の観察はもちろん、草花でなく、理科できゅうりやヘチマとかの育ち方習う時にはそれらを植え、学歴学問を持たない母だから、私の学校生活に合わせ、いろんなこと、自分なりに楽しんでる母だった。
ちょうど私が結婚した頃から、近くの休耕田が区画割して菜園に貸し出しになったのを借りて、野菜作りもし始め、当初はよくもここまでというほど曲がりくねったなすびやきゅうり、ゆるゆるにしか葉の巻かない白菜とか、長さのない大根とか、見事な素人園芸だっのが、3年も経つとどれも市場に出したら?と笑うほど、見栄えも出来も立派になった
ずっと、祖母と両親にそれぞれ旬の野菜の宅急便をひっきりなしにもらい、安心安全と家計と両面で、成長期息子のお弁当+夫のお弁当までも、みんな賄ってもらえて、今思っても、いや、今更ながらに素敵なことだったと感じる
おばあちゃんはとうに亡くなり、母もずいぶん老いた
菜園は何箇所か借りる場所を移りながら長く続けた野菜作りも手を引き、
今は、それでも父と二人食べる分くらい、葉物でもできれば楽しみ、と、庭の花壇を半分、野菜用に変え、土を作って、なんと結局玉ねぎやじゃがいもさえ作っている。
その玉ねぎや、季節はきゅうりや茄子や大葉を実らせたと送って来てくれた
きゅうりは大きいの。」
と言ってたけど、
きゅうり30cmあるなあ~すごっ~
ツヤツヤにみずみずしさ感じる
これも、母にとって自分の母譲りの趣味
おばあちゃんがしてる間は母もずっとおばあちゃんのをもらって、私はそれを食べて育った。私も息子をおばあちゃん→母のひじきで育てた。息子は、うちで食べるひじきがいちばん ひじきが違う、と言ってくれる。母も孫のその言葉をしあわせに思っている
ひじきの袋の下は、夫の好物「薄墨羊羹」
夫のために買って来て入れてくれてありがとう
夜は、私だけのおひとり様ごはんだったので、送ってくれた大葉も刻んだ鮭といりたまごのおむすびと・・・
豆腐そうめんを使っての、サラダそうめん
きゅうりやトマト、お母さん、ありがとう
翌日、日曜ブランチには、やはりあの大きなきゅうりや、プチトマト、送ってもらったお野菜いっぱいの恵みのサラダ
そして、先日のワングラスワインの飲み残しでシチュー