昨日、港区某所で開催されました学習会。
気になっている方もいらっしゃるでしょう。
ひとり脳内会議をしているあなたとか、
明日に試合を控えたあなたとか。
第一回【 LGBT×教育 】学習会。
第一回目のコーディネーターは、
私maaiが務めさせていただきました。
今回のいちばんのポイントは、LGBTK誰でも参加可能、というところ。それでも女性ばかりが集まるのは何故でしょうか。maaiさん、女性を集めてしまうのかしら(←)
そして、無料で開催する、ということ。今回ここだけは譲れなくって。特に、教育を志す学生さんに参加して欲しかったので。この罠(?)にまんまと嵌まったおふたりが初参加。
熱い教育観と笑顔を持ち併せたあの子と、
好奇心に溢れた元気いっぱいのあの子。
きっとキミたちは教育者に向いているよ。
ようこそ、この世界へ。
本日のテーマは、
「教育機関におけるLGBT児への配慮と支援」
・自己紹介(10分)
・LGBT基礎講座(20分)
講師:maai(LGBT教員研修担当中)
・グループワーク(60分)
・フリートーク(30分)
≪自己紹介≫
教育者たち(未来の、を含む)の集まりですので、自己紹介から皆さんお上手にお口が動くわけですよ。もはやコーディネーター不要レベルに。・・・そうそう、私たち教員は、教える職業であると周知されておりますが、結局のところしゃべる職業なんです。オフィス勤務の皆さんと比較すると大変なことになるくらい、朝の会から放課後まで、延々と発声し続けているわけで。あ、ちなみにmaaiさんはノンバーバル推奨派ですので、極力口は開きません(←これを、省エネといいます。)
≪LGBT基礎講座≫
そして、大変恐縮でございますが、基礎講座は私maaiが講師を担当。性的マイノリティは絶対数的にも、もはやマイノリティではないこと、マイノリティとして捉えること自体がナンセンスであるということを用語の変遷とともに簡単に解説させていただきました。
≪グループワーク≫
発問①:LGBT当事者に対して学校で配慮すべきことは?
各自がこれを紙に書き出し、カテゴライズ。
精神面上の配慮・物理的配慮、多種多様。
発問②:学校生活を送るうえで配慮してほしかったことは?
これ、①はたくさんでてくるのに、
②となると途端に手が止まる。
教育者さんらしい反応に自然と笑みが。
結局のところ、いちばん多かった回答は、
「特にない」
そうなんです、これといって思い浮かばない、
という教育関係者(当事者)さん続出。
この、①と②の差異をどう考える?
配慮していることと、本当に配慮すべきことは違うの?
さらに文部科学省から2016年に通知された、教職員向けの性的マイノリティの児童生徒についての対応資料には何が記述されているのかをピックアップ。
この記載内容が、②と異なる理由は?
これは、何を意味しているのか。
あなたなら、どう 考察するのか。
≪フリートーク≫
当初30分間を予定していたものの、グループワークが予想以上に白熱し、残された時間は7分という現実。次回に向けて、タイムキーパー募集中。ここからはもう、女性陣の独壇場。
学齢期の困り感と、青年期の困り感の違いは。
先天的要因なのか、後天的要因なのか。
正しい理解が必要なのは教員なのか。
配慮すべきは当事者ではないのではないか。
大切なのは、
”ユニバーサルデザイン” なのかもしれない。
本日の学びが発達支援の一助となりますよう。
答えがないからこそ、教育はおもしろい。
2時間の充実した学びの後は、
当然、二次会 改め 交流会/親睦会、この街へ。
二丁目だと期待させてしまった皆様には謝罪。
本日は近場にて、安定のイツメン。
※全員学校帰り。(下校じゃなくってね、笑)
からの、安定の。当然、飲むよねー!
当然、食べるよねー!(だって学校帰り、再)
第一回学習会のまとめは、
教育にはアメリカンドッグと素麺が不可欠。
え、なにそれ、と思った方はぜひ第二回目の学習会へ、足をお運びください。
Lism教育部、ゆるーく活動中。
教育に携わる方、学びを楽しまれている方、現役研究者さんから、無限の可能性を秘めた学生さんまで、常時参加者募集中。
次回は、「学校機関における実際の配慮・支援についてのケースワーク」 を行う予定です。
最終調整中、告知まで今暫くお待ちください。
学びを楽しむ すべての方へ。
Lism/maai