アトピー性皮膚炎においては、セラミドやスクワランといった皮膚のバリア機能を担う脂質が低下します。


その為に、角質細胞の隙間からアレルギー物質が入り込んでしまいます。


それが免疫反応を起こすことで痒みや発疹がでてきます。


活性酸素が過剰になると、セラミドと結合し、過酸化脂質が産生されます。それにより、セラミドによる保湿機能が低下し、さらに、この過酸化脂質が角質細胞膜を破壊して、皮膚のバリア機能低下を引き起こすのです。

また、湿疹を起こす炎症細胞も活性酸素を出して、皮膚状態を悪化させます。


私もアトピー性皮膚炎でした。

子供のころは、皮膚が全部真赤でジュクジュクのゴワゴワ。

今はきれいになっていますが、アトピーの人は、アトピックスキンというバリア機能の低下した特有の皮膚体質を持っています。

その為、乾燥しやすいい上に、刺激に弱い、デリケート肌に。


乾燥は大敵です。

そこから、刺激を起こしたり、アレルギーの元になる物質が入る為に、炎症が起きて湿疹になってしまいます。

アトピーの人は、まず乾燥を起こさないようにこまめに保湿しましょう。

活性酸素が増えることも、アトピー悪化の原因になりますので、しっかりと抗酸化物質を取りましょう。