現代人の置かれた環境は、まさに活性酸素を発生させるのに最適な環境です。
活性酸素に晒された時、人間の身体はそれを静観している訳ではありません。
これを無毒化するシステム（抗酸化システム）を持っています。
SOD（スーパオキシドディスムターゼ）など、聞いたことありませんか？SODはスーパーオキシドを無毒化する抗酸化酵素です。
そのほかには、過酸化水素を消去するカタラーゼ、細胞質内の過酸化脂質を消去するグルタチオンペルオキシダーゼなどがあります。
それぞれの活性酸素には、それぞれを無毒化する酵素があります。
（一番毒性の高いヒドロキシラジカルには残念ながらそれを消去する酵素は存在しません。）
ですが年齢と共に、その酵素の働きが落ちてしまったり、現代のように晒される活性酸素が多過ぎてこれらの酵素がいくらがんばっても追ような状況になると身体の中で活性酸素が増ええしまうのです。
活性酸素が身体に害をなす時、それは、活性酸素による身体の酸化反応と抗酸化反応のバランスが崩れて、身体が酸化に傾いてしまったとき（＝酸化ストレス）です。
そう、これが人間を酸化＝錆びさせる原因なのです。