天皇陛下は17日午前、心臓の冠動脈バイパス手術を受けるため、東大病院(東京都文京区)に入院された。付き添いのため皇后さまも病院に同行した。入院に伴い、皇太子さまが同日から当分の間、国事行為を臨時代行する。手術は18日午前中に始まる。
 陛下は17日午前10時5分、皇后さまとともに皇居・乾門を車で出発し、同16分に東大病院に到着。スーツにネクタイ姿で、入院棟の玄関で同病院の門脇孝院長と循環器内科の永井良三教授の出迎えを受けた後、入院患者をはじめ居合わせた大勢の人たちに笑顔で何度も手を振り、院内に入った。
 陛下は入院棟の14階にある特別室に滞在し、同日、手術に備えた検査を受ける。手術は東大と順天堂大の合同チームが担当し、5時間程度で終わる予定。医師団が18日夜に記者会見し、陛下の病状や容体を説明する。陛下が手術を受けるのは2003年1月、東大病院での前立腺がん摘出以来。 
10月3日スタートのNHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」(月~土曜前8・0)の完成試写会が5日、東京・渋谷の同局で行われ、主演女優、尾野真千子(29)が会見した。

 世界的デザイナーとして活躍した故小篠綾子さんの生涯をモデルにした作品。尾野は、呉服屋の長女として生まれたヒロイン糸子を演じる。

 完成した第1週分を披露し「面白かったでしょ! これからもずっと面白いですよ」と自信満々。「元気でいるために食べて寝て栄養をつけるようにしています」と撮影を乗り切る心構えをアピール。「休みの日のお肉も欠かせません」と付け足して笑わせた。