北海道も一通り旅したのでまとめてみようと思います。
観光地編
利尻島 推奨季節 夏（7月～9月上旬まで）
見どころ
写真はスマホが壊れたのでないですが、白い恋人の山がある島です。
私は利尻山登山をしたわけですが（運動不足の体では死ぬかと思った）
登山をしなくても、島をぐるっとまわる＋隣の礼文島にいったりすれば1日くらいは潰せるでしょう。
綺麗な島なので、涼しさと相まって北海道感はかなりでるでしょう。
利尻山登山自体は、登山道も割と整備されていたので、中級者向けらしいです。
熊もおらず、高山植物やリスなどが綺麗でした。 携帯も山頂までつながります。
あと空気も綺麗みたいで星がたくさん見えました。
温泉など
たぶん止まるとこが民宿か普通の旅館くらいしかないと思うので
施設そのものに期待はしない方がいいでしょう。
利尻富士温泉っていう銭湯みたいなのが500円くらいで入れたので
そこにのんびり歩いていくのを推奨します。
なお、pH7.5のいわゆる少しつるつるの湯なので、私は好きな温泉でした。
私はひなげし館ってとこに泊まりましたが、値段（8000円くらい？）の割りに
サービス（無料星空観賞会とか対応の姿勢とか）と料理は非常に良心的だと感じました。
設備はまぁ･･･ねって感じでしたが。。
グルメ
なんで利尻に行ったかって？ 昆布とウニ買いにかな･･･
昔海原雄山って人が、ウニと海苔は共に磯の香りが強く軍艦には向かないとかいってて
せやろか？？って思ってたんですけど、
ウニをその場で割って食べると、海原さんのいうとおりでした。
採れたてを海水で洗って食べるとか磯の香りが強すぎて私には無理でした。
せめて真水で洗うべきだったと心から反省してます。 今までで一番まずくウニを食べました。。
北海道には、塩水ウニという通常の板ウニとは別の保存方法も普及しているのですが
特筆するほどでもなかったです。
ネットで調べると、板ウニはミョウバン！情弱！塩水ウニこそが至高！みたいなノリですが
私は、上等な板ウニで十分美味しいと思います。
あっしょぼい板ウニはそもそも食べ物じゃないという立場です。
昆布は実家に送っただけで、私は食べてないのでなんとも･･･
実家曰く、いい出汁がでた。
アクセス
新千歳から飛行機使えば神立地（新千歳→利尻が50分くらい）
ただし割引駆使しても片道2万弱かかるかも
羽田使えるなら、羽田→稚内→フェリーでも結構楽だと思う。
新千歳から飛行機使わないなら、正直行く価値はないかもしれない。
新千歳から稚内までレンタカーでいくのが苦行だと思う。
特急使うならもうちょっと出して飛行機乗った方が遥かに楽です。
総合評価
札幌在住 新千歳→利尻空港 登山目的2泊3日 55000円くらいの場合
アクセスらくちん 料理 温泉 自然満足で、値段以上の価値はあったと思います。
もう1回いってもいいかな？って思う感じです。
知床＆羅臼 推奨季節 夏（6月中旬～9月上旬）
こんな感じです。
見どころ
世界遺産になっている知床五湖が最大の見どころでしょう（上の写真）。
また、普通に道路にキツネとかシカが出てくるので、すごく北海道感あります。
その他にも羅臼からのクルージングでは、国後島や、シャチ、マッコウクジラなど
貴重な動物たちを観察することができます。
しかし、世界遺産になっている＝自然保護の必要性が高いことから
根本的に人に魅せるようなつくりになっていません。
すなわち、動物に会えるかどうかは完全に運ゲーで
運が悪いと、ただ森を散歩しただけ（5000円）、ただ船で沖に出ただけ（8000円）となります。
私の隣の席の人は、シャチ見に本州からきて、絶対見たいから午前と午後のクルージング両方予約して2人で32000円使ったのに、結局見れなかったとかいう切ないことになってました。。
更に、世界遺産になった理由は、風光明媚な自然ではなく（この基準は満たさないと判断された）
ヒグマやシャチを頂点とした生態系であるので
ぶっちゃけ自然そのものは期待したほどではなく、正直、利尻でいいや感がやばかったです。
自然すごいから世界遺産だと思ってたぜ･･･
温泉など
普通 特筆するところはなかったです。
知床第一ホテルに泊まりましたが、00年代のサービスって感じでした。
夕食のバイキングは今まで食べたバイキングの中でもかなり上位でしたが
大浴場にタオルが置いてない（部屋から持っていかなくてはならない）とか、
大浴場の広さの割りに時計が1つしかないとか、
そもそも温泉の浴槽が3か所しかない（残りの浴槽は水道水？）とか
かゆいところに手が届かない感じが、一昔前のホテルって感想です。
しょっぱいゲーセンとかが無駄にある感じがもうね･･･
グルメ
羅臼の黒ハモ
ハモという名のアナゴって感じでした。
調達価格と調理方法次第では代用鰻丼いけるのでは･･･？と思わなくもなかったですが
珍しいだけで特筆するほどではなかったです。
トド肉とか珍しいのもありましたが、お腹いっぱいなので食べられませんでした＞＜
あとは毛ガニ ほっけ カレイ 鱒とか
北海道テンプレ軍団ですね。
生きた毛ガニが売ってたので、実家に送りました。
実家曰く 大きくて美味しかった。
ボクも食べたかったよ･･･
アクセス
どうあがいても絶望
羽田 関空 名古屋 新千歳→女満別→レンタカー2時間が最短アクセスです。
札幌イーグルライナー（夜行バス）7時間がぎりぎり選択肢に入るくらい
JRはいろいろ込みで8時間くらいかかるので、論外です。
知床（知床半島の北側）だけならともかく、羅臼（知床半島の南側）もいく場合には
レンタカーがないと論外です。 大事なことなので強調します。
私はレンタカーなしでいって地獄みました。
羅臼→知床のバス（夏季限定）の最終便が13時台ってマジかよ･･･
時刻表きちんと調べてなかった私が悪いのですが、ちょっと舐めてました。
タクシーで9000円とか初めて払ったんだが？？ 真面目にヒッチハイク考えました＞＜
大事なことなので繰り返します。
バスや電車を利用して知床から羅臼をクルージングした後日帰りする方法は存在しない。
マジ知床で一泊して次の日羅臼午後のクルージングからの日帰り需要ってないんか？？
無駄に午前中45分間隔くらいで行くくせに13時くらいで終了ってどういうことなん･･･
レンタカーの利用を非常に強く推奨します。
総合評価
イーグルライナー利用2泊3日 知床五湖ツアー 羅臼クルージング（75000円くらい）の場合
知床は、自然景観がすごいから世界遺産なのではない（重要）。
知床五湖は無料の高架木道からではなく、
有料（季節にもよる？）のガイド付きの内部探索の方がいろんな自然がみれていいと思います。
ただ、過度の期待は禁物です。 熊 キツネ シカ 鳥がいるまぁまぁな森と池です。
一応ツアー中のヒグマによる人身事故は0件だって自慢してたので、安全性についてはたぶん大丈夫でしょう（遭遇しないとはいってない）。
野生のヒグマは、知床側でクルージングすればほぼ100％見ることができるらしいです。
しかし、ヒグマ自体はその辺の動物園にいるので、レアではないのが微妙なところですね。
羅臼側のクルージングについては、日本で野生のシャチを観測できるのはここだけ？なのかな？
SSR シャチ群れ
SR シャチ家族 マッコウクジラ
R イシイルカ なんとかミズドリの群れ
の羅臼クルージングガチャ（6月版 ピックアップシャチ 3時間8000円）を引きたいならどうぞ。
なおマッコウクジラは尻尾だして潜るやつで、ざっぱーーーん！！って飛ぶやつじゃないです。
あれはザトウクジラね。 マッコウさんは結構地味でした＞＜
ちなみに私は、マッコウクジラが近くで潜る姿と、遠くでイシイルカが跳ねずに泳いでる姿と
ミズドリがわさああああああって飛んでる姿しかみれなかったです･･･
知ってるか･･･午前中はマッコウクジラすらみれなかったんだぜ･･･
近くのおっちゃんいわく、3000円でいいわ でした。私も同感です。 なお帰りに追加でタクシー代9000円払った模様
アクセスがクソなのと、グルメや温泉にも大して魅力がないことから
どうしても世界遺産に行きたい！！みたいな理由がない限り、行かなくていいです。
なお、イーグルライナーの乗り心地は、席と乗客運によります。
足元が狭い席と広い席の違いがかなり大きい（真ん中列が狭くて、一番後ろの端っことかは快適）ので、空いてる場合は乗務員さんに替わってもいいか聞きましょう。
7時間くらい乗るので、席の座り心地は非常に重要です。 あとはいびきがないことを祈りましょう。
おそらくですが、知床を最高に楽しむ方法は、知床連山に1泊2日くらいで登山することだと思います。
ガイドなしでヒグマ シカ キツネなどと遭遇しながら登山するのは冒険してる感満載でしょう。
ガイドさんいわく、ヒグマは個体差もあるが出会っても直ちに死ぬレベルではないらしいので
適切に対処すればよほど運が悪くなければ生き残れるみたいです。
ボクはやりたいとは思いませんが。。
なんかすごく長くなったので続きはまた今度書きます。