一体いつ見始めたのか・・・もう覚えていない・・・。



◎「ファンタジックチルドレン」

ファンタジックチルドレン 1
¥3,350
Amazon.co.jp

2012年(だと思う、多分)、東南諸島の島で暮らす

少年トーマは、不思議な雰囲気をもつ少女ヘルガと

出会う。ヘルガは児童施設で暮らしていたが、自分の

描いた絵の風景を探すため、同じく児童施設で暮らして

いた少年チットと共に、何度もその施設を抜け出していた。
なかなか心を開かないヘルガに苛立ちを覚えながらも、

トーマは彼女に強く惹かれ、協力していく。

その頃、同じ東南諸島で、白い髪に青い瞳の五人の

子供たちが一人の人物を探していた。彼らは、数十年

おきに同じ姿でこの世に現れる、「ベフォールの子供たち」と

呼ばれる存在だった。




日本アニメーションの公式サイトに


「少年少女へ、胸躍りワクワクドキドキする

本格的な冒険ファンタジーを届けたい・・・」


と書いてある通り、久しぶりにどっぷりとその世界観に

はまることのできる本格冒険物でした。

ま、

「少女」でなくてごめんね!

という悲しむべき事実があるわけですが・・・あはは・・・。

いや、けれど本当に、こんなに冒険物ファンタジーの

雰囲気に浸れたのは久しぶりです。こういう作品に

出会うと、「ファンタジーっていいなあ」としみじみ思え

て嬉しいです。




※ここから多少ネタバレします。要注意。




うーん・・・。

「ネタバレします」って書いたけど、あんまりネタバレする

のは、正直まずいと思います。(ていうか、日本アニメー

ションの公式サイト、ネタバレが結構多いと思います 笑)

けれど、ネタバレあまりしない範囲で感想を書こうと

思ったら・・・・・・何を書いたらいいのか分からなくなり

ました(汗)ああ、でも、こう、言いたいことは、こんなに、

こんなにあるのにっ・・・いや、しかしそれを言うと・・・ぐう。


とにかく。

正統派は素晴らしい。

王道とかベタって最高だよね。

ということだけは力説しておきたいです。


冒険物にしても。

ファンタジーにしても。

三角関係の悲劇にしても!!(力が入り過ぎ)

いやあギリシア編の三角関係は王道ベタですが、

だからこそ最高でした。もうああいうの好きで好きで

たまらないんです。

特に、深夜に心底作品に入り込みながら見ると

ヤヴァイものがあります。

「セス!セスー!!もうやめて、セスー!!」

とか画面に叫びながら、顔はにやにやしまくり。

胸では切なさを感じながら、顔では笑顔が弾けまくり。

もう傍から見ると、軽く狂気の沙汰だったと思います。

人間としてヤヴァイレベル。

でもそんなの関係ねえ。(ってもう古いのかなー)


あー、でも、できればリアルタイムで見たかったなー。

24話とかすごく盛り上がりそう・・・。ちょっと残念。

そしてこの回を最初に見てしまっていたのもなー。

すごく残念。

でもそれだけ楽しめた作品だったので、出会えて

良かったです。うん。



ところで。

私はセスがとても好きですが、全部見た後に

デュマもとてもとても好きになりました。

どっから見ても欠陥のある人間だけどね!

姉に異常な執着を見せ、優しくするかと思ったら、

自分の思惑とかけ離れると暴言暴力はあったっけ?

手乗りサイズで父親に反抗。そして踏まれる

とか、もうもうかわいくってかわいくってー!

私が欠陥人間だよっていう話ですが、いいんだ、

かわいいんだ、デュマ。


つーか。

結構、この作品のキャラクター達は、不幸な境遇だったり、

不運な巡りあわせだったりの中で生きる人が多いと思うの

ですが、ソランが・・・。

いや、彼も十分苦労も辛い思いもしてるんですが。

ですが・・・何故か「良い所どり」という言葉が浮かんで

しまいます(笑)