『不謹慎』のボーダーライン。
東日本を襲った大地震から、一週間が過ぎました。
皆さん、ご無事でしょうか?
先日、ブログで情報提供を呼びかけた友人の無事が、やっと確認できました。
本当にホッとしています。
心から、ご協力に感謝いたします。
少しずつですが、弊社のお客様ひとりひとりに電話をし、
皆さんの状況を確認しています。
浦安に住んでいるお客様が、断水で困っていることを知り、
昨日は大量のペットボトルに水を入れて運びました。
お客様の元気な顔を見れて、ひと安心。
本当に無事で良かった・・・。
売上が激減し、困っているお客様のサポートもしながら、
今、わたしはできることを精一杯やっています。
常々、わたしは無力だと思います。
地震を止めることも、津波を止めることも、
現地で安否の知れない人を捜しまわることも、
原発を直すことも、電気を生産することもできない。
それでも、やれることをやっていこうと思っています。
何億円も寄付するお金は持っていない。
それでも、わたし自身がビジネスを再開することで、
日本経済を止めないためのひとつの歯車になれるかもしれない。
でも今、
何か動こうとすると、見えない力に圧迫されます。
そう。
『不謹慎』という空気。
誰もが、『不謹慎』と『不謹慎じゃない』のボーダーラインを模索しながら、
恐る恐る動いているような気がします。
1週間前まで許容されていたことが、
今では、すぐに『不謹慎』のレッテルを貼られる。
エンターテイメント業界は特にそうですね。
今、わたしがパチンコに行ったら不謹慎でしょうか?
ホストクラブに行ったら不謹慎でしょうか?
わたしの友人に、パチンコ会社の社長がいます。
ホストクラブのオーナーもいます。
彼らだって、生きていかなければいけないし、
彼らの会社で勤める方々も生きていかなければいけません。
それでも、店をオープンすることは不謹慎でしょうか?
わたしも生きていかなければいけません。
それでも、セミナーを開催するのは不謹慎でしょうか?
わたしたちは、動いて、価値を生み出し、
これまで歩み続けてきました。
そしてこれからも、歩み続けなければいけません。
すべてが、今すぐに震災前の状況に戻るとは思いません。
各社が節電など、できることはやるべきだとは思います。
でも、それと、動きを止めることは別ではないのでしょうか。
慎むべきことは慎み、
動けることは動く。
確かにボーダーラインは曖昧だし、
微妙な判断が問われるところもあります。
原発に対する不安や停電による交通機関の停滞により、
前のように動けないのも事実です。
でも、いつまでもこんな空気でいいのだろうかと思います。
誰かが先陣を切ることを待ち、
それまでは、メディアにも地震に関することしか載せられず、
何気ない日々の幸せな出来事を表現することさえ自粛し、
ビジネスをも停滞させる。
本当に、それでいいのでしょうか。
そもそも、
ビジネスに関わるすべての人たちは、社会の公器であったはずです。
誰かが求めてくれるから、わたしたちのビジネスが成立し、
そのお客様のために、最高の商品を、サービスを展開することを
ずっとずっとやってきたはずです。
わたしたちが足を止めたら、
その『わたしたちを求めてくれる人たち』はどうなりますか?
わたしたちが社会の公器として動くこと=『不謹慎』ではないはずです。
今、
被災地で恐怖と戦っている方々がいます。
一人でも多くの人の命を助けようと必死になっている人々がいます。
命をかけて、原発の復旧を行っている人々がいます。
突発的な大停電を避けるために対策を練っている人がいます。
不眠不休で、頑張ってくれている人たちのおかげで、
わたしたちの生活は守られています。
その方々と同じことはできません。
だからこそ、微力でも、できることはやりましょう。
出来る限りの節電、輪番停電の受け入れ、
誰かが困っていたら助け合い、励まし合い、
一人でも多くの方が助かることを祈り、
命をかけて頑張ってくれている方々に感謝する。
その上で、わたしたちも未来に向けて生きていきましょう。
一体どれが『不謹慎』で、どれが『不謹慎じゃない』のかは、
相変わらず分かりません。
確かに、
言語道断と言いたくなる発言などもネットやテレビで飛び交っていますが、
人によって価値観が違う以上、
誰もが納得するボーダーラインなんてありません。
でも、今やらなければならないのは、人に対する批判でも、中傷でもない。
おかしいな、って思ったら、教えてあげればいいだけのこと。
言い争って、一体何になるのでしょう。
「不謹慎」と言われるかも、とビクビクしていて、
一体何が生まれるのでしょう。
わたしたちが生きていくためにも、
被災された方々が帰ってくる場所を守るためにも、
日本が元気を取り戻すためにも。
今こそ、多少の制限はあれど、動けるわたしたちが動いて、
歯くいしばって、踏ん張らなきゃいけない。
被災地の方々も、東電、自衛隊、色んな人たちが、
色んな踏ん張り方をしてる。
わたしたちは、わたしたちの踏ん張り方で、
頑張っていこう。
生きていこう。
未来を見よう。
ひとりひとりが、立ち上がろう。
皆さん、ご無事でしょうか?
先日、ブログで情報提供を呼びかけた友人の無事が、やっと確認できました。
本当にホッとしています。
心から、ご協力に感謝いたします。
少しずつですが、弊社のお客様ひとりひとりに電話をし、
皆さんの状況を確認しています。
浦安に住んでいるお客様が、断水で困っていることを知り、
昨日は大量のペットボトルに水を入れて運びました。
お客様の元気な顔を見れて、ひと安心。
本当に無事で良かった・・・。
売上が激減し、困っているお客様のサポートもしながら、
今、わたしはできることを精一杯やっています。
常々、わたしは無力だと思います。
地震を止めることも、津波を止めることも、
現地で安否の知れない人を捜しまわることも、
原発を直すことも、電気を生産することもできない。
それでも、やれることをやっていこうと思っています。
何億円も寄付するお金は持っていない。
それでも、わたし自身がビジネスを再開することで、
日本経済を止めないためのひとつの歯車になれるかもしれない。
でも今、
何か動こうとすると、見えない力に圧迫されます。
そう。
『不謹慎』という空気。
誰もが、『不謹慎』と『不謹慎じゃない』のボーダーラインを模索しながら、
恐る恐る動いているような気がします。
1週間前まで許容されていたことが、
今では、すぐに『不謹慎』のレッテルを貼られる。
エンターテイメント業界は特にそうですね。
今、わたしがパチンコに行ったら不謹慎でしょうか?
ホストクラブに行ったら不謹慎でしょうか?
わたしの友人に、パチンコ会社の社長がいます。
ホストクラブのオーナーもいます。
彼らだって、生きていかなければいけないし、
彼らの会社で勤める方々も生きていかなければいけません。
それでも、店をオープンすることは不謹慎でしょうか?
わたしも生きていかなければいけません。
それでも、セミナーを開催するのは不謹慎でしょうか?
わたしたちは、動いて、価値を生み出し、
これまで歩み続けてきました。
そしてこれからも、歩み続けなければいけません。
すべてが、今すぐに震災前の状況に戻るとは思いません。
各社が節電など、できることはやるべきだとは思います。
でも、それと、動きを止めることは別ではないのでしょうか。
慎むべきことは慎み、
動けることは動く。
確かにボーダーラインは曖昧だし、
微妙な判断が問われるところもあります。
原発に対する不安や停電による交通機関の停滞により、
前のように動けないのも事実です。
でも、いつまでもこんな空気でいいのだろうかと思います。
誰かが先陣を切ることを待ち、
それまでは、メディアにも地震に関することしか載せられず、
何気ない日々の幸せな出来事を表現することさえ自粛し、
ビジネスをも停滞させる。
本当に、それでいいのでしょうか。
そもそも、
ビジネスに関わるすべての人たちは、社会の公器であったはずです。
誰かが求めてくれるから、わたしたちのビジネスが成立し、
そのお客様のために、最高の商品を、サービスを展開することを
ずっとずっとやってきたはずです。
わたしたちが足を止めたら、
その『わたしたちを求めてくれる人たち』はどうなりますか?
わたしたちが社会の公器として動くこと=『不謹慎』ではないはずです。
今、
被災地で恐怖と戦っている方々がいます。
一人でも多くの人の命を助けようと必死になっている人々がいます。
命をかけて、原発の復旧を行っている人々がいます。
突発的な大停電を避けるために対策を練っている人がいます。
不眠不休で、頑張ってくれている人たちのおかげで、
わたしたちの生活は守られています。
その方々と同じことはできません。
だからこそ、微力でも、できることはやりましょう。
出来る限りの節電、輪番停電の受け入れ、
誰かが困っていたら助け合い、励まし合い、
一人でも多くの方が助かることを祈り、
命をかけて頑張ってくれている方々に感謝する。
その上で、わたしたちも未来に向けて生きていきましょう。
一体どれが『不謹慎』で、どれが『不謹慎じゃない』のかは、
相変わらず分かりません。
確かに、
言語道断と言いたくなる発言などもネットやテレビで飛び交っていますが、
人によって価値観が違う以上、
誰もが納得するボーダーラインなんてありません。
でも、今やらなければならないのは、人に対する批判でも、中傷でもない。
おかしいな、って思ったら、教えてあげればいいだけのこと。
言い争って、一体何になるのでしょう。
「不謹慎」と言われるかも、とビクビクしていて、
一体何が生まれるのでしょう。
わたしたちが生きていくためにも、
被災された方々が帰ってくる場所を守るためにも、
日本が元気を取り戻すためにも。
今こそ、多少の制限はあれど、動けるわたしたちが動いて、
歯くいしばって、踏ん張らなきゃいけない。
被災地の方々も、東電、自衛隊、色んな人たちが、
色んな踏ん張り方をしてる。
わたしたちは、わたしたちの踏ん張り方で、
頑張っていこう。
生きていこう。
未来を見よう。
ひとりひとりが、立ち上がろう。