英語のおさらい
高校からの新入生が来るといつも驚く。
地元の一番いい高校へ入った生徒でもいわゆる「関係代名詞」がさっぱりわかってない。
中学の英語の先生は一体何を教えているんだろう。
ということで、今日は私の教え方「関係代名詞 (この名前嫌いなんだけどね・・・)」
例えば: 「こんな先生がいたらいいね~」という文を作ろう。
I want a teacher.
これに、「超太った先生がいたらいいね~」
I want a very fat teacher.
いやいや、「イケ面が・・・」
I want a nice-looking teacher.
まてよ、「いじわるな奴」でもおもろいかも。
I want a mean teacher.
という風に簡単な形容詞ならそのままteacherの前に入る。
しかし。
「馬みたいに走れる」先生。
だったら?
She (女性にしよう!) can run like a horse.
こんな説明を無理やり teacher の前に入れると?
I want a she can run like a horse teacher.
なんか・・・わかってくれそうだけど、文法は大間違い!
ということで仕方ないから、後ろにつなぐ。
I want a teacher she can run like a horse.
なんかおかしい。
she が真中に来ると文章をふたつにしないといけない。
I want a teacher. She can run like a horse.
これでも完璧にOKだけど、つなぎたい時に、特に書き言葉としての英語なら。
(その人は)というsheの代わりにwhoを使うだけ。
I want a teacher who can run like a horse.
ここまで説明した時の新入生の嬉しそうな顔。
始めて英語を習った!という顔だった。
よかった。