「旧約聖書の謎 隠されたメッセージ」 | ひとりごちる ~エホバの証人(JW)・ものみの塔(WT)・jw.orgについて考える~

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旧約聖書の謎 - 隠されたメッセージ (中公新書)/中央公論新社
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読みました~ヽ(^o^)丿


面白かったです☆


「ノアの方舟と洪水伝説」

「出エジプト」

「エリコの征服」

「ダビデとゴリアテの一騎打ち」

「シシャクの遠征」

「アフェクの戦い」

「ヨナ書と大漁」

といった、旧約聖書に書かれている内容について、考古学観点から史実性を検討してます。


印象的だったのは

「聖書(書記)からのメッセージ」

という言葉。


これを考えながら聖書を読むと、ぐんと面白いと思います♪


さて。。。

こういう、

「聖書の史実性・事実性にメスを入れる」

ような書物を、一部の原理主義的なキリスト教でもそうですが、WTでも忌み嫌います。


聖書の高等批評なども、まったく受け入れようとしません。


それはなぜか??


今回、この本を読みながらそのことを改めて考えてみました。


つまり

「WTの教義は『聖書の史実性・事実性』が揺らげば、そのまま根幹が揺るぐ」

からではないでしょうか。


「WT式信仰」

では、

「聖書に書かれていることすべてが史実であり、事実である」

という前提で組み立てられています。


JWの方が伝道時に使う聖書の事実性の証拠として

「地球は丸いということが聖書には既に表されていた」

なんていうことがあるとか。。。


そこから

「聖書には科学的な裏付けがある」

「聖書に書かれていることは全て事実である」

という、極端な論法に持っていくみたいですが。。。


これは、かなり強引な三段論法であって、冷静に考えてみればまったく論理的ではありません☆

そう思いませんか?


せっかくこの本を読んだので

「エホバの証人の教育内容の問題点」

に行く前に、敢えて聖書の史実性・事実性について書いてみたくなりました。


聖書について書くことによって、

「エホバの証人の教育内容の問題点」

もより明らかになりやすいと思ったからです。


聖書について少しでも疑問を呈すると、すぐに

「これだから『無神論者』は!?」

「『不信仰者』の聖書の読み方は間違っている!」

という一部で極端なお怒りの反応があることは、充分承知ですが。。。


そこは、不可知・無宗教・不信仰者・一般人(笑)のりんごですから(^_-)-☆


聖書について多角的に考え、時には疑問を呈することが

「聖書に対して礼を失することではない」

という信念☆のもとに書いてみたいと思いますヽ(^o^)丿