わたくし自らババンギャと名乗って、割と開き直ってはいるんですけども。
開き直ってはいても加齢について考えることはあるわけよ。
インスト行く直前に鏡を覗いて目元のこじわを気にしたりね!

先日、たいそう身につまされるマンガを読みました。

コレ。
『コンプレックス・エイジ (第63回ちばてつや賞入選)』。アラサーゴスロリちゃんのお話。

まあ読んでみてよ。

わたしも極めてこそいないがゴス服もロリ服も好きだし、普段着ている服も普通っぽく見えるけどいわゆるゴスロリ系やロリータ系のショップのお洋服が多い。ベイビーとかエミテン、BPNなんかが多いです。


そういう感じの服は10代の頃から着てるけど、40近くなってもやめられない。わたしより年上のお姉さんから「着なくなったから」とロリ服を頂戴することすらある。
ちなみにこの着なくなったは「もうこういうジャンルの服を着ないから」ではなく、あくまでも「この服はもう着ないから」である。

まあゴテゴテに着飾ったりはしないから違和感バリバリってこともなくやれてるのかもしれないけどね。「年がいっていてもごまかしのきく着方」というのをやっている部分もある。

「若くないとできない」というか「若くないとサマにならない」っていうのが洋服でも趣味でもなんでもあるのはわかってる。

というかわたしがこれまでやってきた趣味のほとんどはそれだよ!オタクとかコスプレとかゴスロリとかバンギャとかさあ!


人によっては「もうオトナなんだから」という理由でそういった趣味を「卒業」する人もいることでしょう。それを「そこまで熱意がないからやめられるんだ」と切り捨てるつもりはありません。
熱意があって続けている場合でも他人様から見たら「痛々しい」ということがあるのもわかっています。

でもね。

年をとっても素敵にお洒落をしている人も知っています。ゴスロリだって着こなしてるお姉さんがたがいます。大人なりの楽しみ方がある。
わたしよりも年上のバンギャがいるのも知っています。無理してないとは言いきれないけれど大人だからこそたくさんライブに行けたりするのでバンドにとっても良い顧客ではないかと思います。

無理して続けることもないけど、無理してやめることもないよね。。。

服についてはわりと納得していて「年がいっていても着こなせるように」を意識はしているつもり。

ババンギャは、多分当分やめないと思う。やめる理由も無いし。仕事や生活に支障が出るほどのめりこんだらヤバいけど、そういうのこそ大人だからきちんと自制できないといけないしねえ。

なんかねえ、色々考えちゃったのよね。

考えたけど結果的には「わたしは今のままでいいや」と思った。

バツ2で仕事依存気味で大きな子供もいて、休みはババンギャ活動に費やしてて、格好もちょっと変で、彼氏も今はいなくて、外から見たら痛々しいかもしれないけど、それでも人目を気にして自分のやりたいことを押し込めるのはちょっと違うなーって。

興味がなくなったら自然とやめるだろうしね。