当世あんぷ三竦事情 (その1) SHARP (シャープ) SM-SX10 | B級お~でぃお色ざんげ (旧 B級お~でぃお珍道中)

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わたくしを通り過ぎた、お~でぃお機材(中古ばっかり)たち(笑)

でじたる信号をそのまま受けて、しかも所謂 「でぃーえー」変換を、

経ずして直接音声を、取り出すことができる、という、


そ・れ・が・、


「でじたる・あんぷっ!」

「ぱわーDACっ !!」


しかも、「DVDおーーでぃお」 の

「はいびっと・はいさんぷりんぐ・りにあPCM」 やら

「えすえーしーでぃー」 の 「びっとすとりーむ」 信号を、

なんと直受けするという、


あの頃確かに、このひとは、時代の寵児でありました。



でも、定価で弐拾伍萬圓は、それまでよりは安かれど

やっぱり天井突き抜けて青空拝むお値段で、

しかも、このひとの生産終了が、決まった2007年の春、

もう手にすることは一生ないと、あきらめていたその矢先、

都内のしょっぷに中古とはいえ、「拾萬圓」 を僅かに超える

値札を付けて並んでいるのが、たまたま視野に入ってしまい、

あまつさえi.limkを備えた中では、もっとも安いぷれいやーだった、

ぱいおにあ様のDV-S858Aiまで、近くにあったものだから、


わたくしの理性めが、あれほど必死に 「お願い、止めて!」 って、

お願いしたにもかかわらず。。。


「11.2MHzの高速すいっちんぐ処理っ!!!」、

「あい・りんく 搭載っ!!!!」

止めに、「1びっ~~~と !!!!!」


このような殺し文句で生来の「あんぷふぇち」である、

わたくしの心の内は、千々に引っ掻き乱されてしまい、

貧弱な理性はまたしても、遙か地平の彼方へと、

吹き飛ばされてしまったのです。


※ でもって未だにローン継続中 (@_@)

B級お~でぃお珍道中



最初のころは随分と、周囲の影響を敏感に拾う

その気難しさに手こずらされても、ようやくコツをつかみ、

それなりの電源けーぶるに、安定した足場ををあてがい、

「あい・りんく」による「でじたる接続」をば、試みたときの歌声は、

おーでぃお的には、音の「立ち上がり」と、読ぶらしいその項目が、

それこそ「淡々と」始まって、また「淡々と」収まっていく。。。


「淡々と」 などと、淡々と書いてはみても、

それをそれこそ、「淡々」とこなし、実を得ることの難しさ。


なぜなら、これまで試たあんぷは、どれだけ急峻な立ち上がりでも、

「あぁこの辺から盛り上がるのね!」 という、前触れめいた「お知らせ」や、

その反対に 何となく「余震」 めいた、後味の歯切れの悪さをば、

どこかに感じられたのです。

それが、その足元に未練たらしく、すがってまとわり憑くものは、

「淡々と」 、でも 「毅然と」 して、断ち切ってしまう潔さ!!!


従いまして全体的には、お家の名前を髣髴とさせる

「しゃーぷ」 かつ 「はーど」な雰囲気で、

それだけだったら、ビジネスライクな 「栗鼠寅」 めいた

冷酷さとも括られた声でありましょう。


されども、同じ 「はーど」 でも、金属めいた無機感や、

硝子のような硬質感とは、距離を置くような印象もあり、

それまで 「でじたる」 方式でに、共通のものと感じられた、

ある種涼やかな 「ひりひり」 感も、このひとからは随分と、

和らいだように聞こえたし、例えば肌理の細やかな

陶器に通じる雰囲気と、感じることができたのです。


このひとを聞き、「改めて」

某社の売れ筋あんぷの音が、たっぷりの化学調味料よろしく、

演出された金属臭とこれ見よがしな重量感が

鼻について聞こえたあたりで、


「とらんじすた」 に 「真空管」、そんでもって、 「でじたる」方式 。。。

どんな按配で違うんだ??? という、直球ど真ん中なクエスチョンに、


わたくしの頭の中が、埋め尽くされてしまったのです。