Magnepan (マグネパン) SMGa その1 | B級お~でぃお色ざんげ (旧 B級お~でぃお珍道中)

B級お~でぃお色ざんげ (旧 B級お~でぃお珍道中)

わたくしを通り過ぎた、お~でぃお機材(中古ばっかり)たち(笑)

記念すべき最初の機器紹介は、
「熱い思いを」とかぶちまけといて、一年近くも書き込み放置する、


そんな、わたくしめのように、

薄っぺらいのです。



B級お~でぃお珍道中


脚を除けば、奥行きは5センチにも足りず、
人望も薄いわたくしの口から、どれだけこれをオーディオ機器だと、

ましてや音の出口だと、物知らぬ人に申してみたところで、


いつだって、「また始めやがった」 くらいにしか、
取り合ってもらえなかったのです。



でも、ひとたび、このひとがお目覚めになられると、



むぅおぉ~~ん、むぅおぉぉ~ぉ~ぉ~ん



という具合のどなたかが、わたくしの部屋にいらっしゃるのです。


それは、

スカキィーーーーン!!!!!!的な、

IT仕事できる系ビジネスマンとは縁遠く、

さりとて、

足腰ヨボヨボ爺然したお姿とも異なり、
とにもかくにも、このひと自体の見た目の印象とはかけ離れた、

得体の知れない「密度」だったものだから、


てっきり、まえの所有者の怨念? と思いきや、

そのうち、そのお姿は、



「うらめしや~~」よりは「飯や~~」と哀願する、


ややオーバーウェイト気味アンコ型力士然としてきたのです。



事ここに至リ、このイメージギャップの原因追究について、

果たしてわたくしは、少々度を越してしまったのでしょう。


「むぅおぉ~~ん」は、

「むっちむちむちむちむち」に変わってしまい、

でも、お色気ムンムン系ボンバーGirlを期待した、

わたくしの目の前にあったものは、



紛れもなく 「熱帯夜の土左衛門」 だったのです。


※ ホントに来ちゃったら、どうしよう?



ともかく、このひとが音を奏でているときは、

形はともあれ、誰かが、いつだって、そこで、うなっているのに、

「解像度」という、所謂お~でぃお的な美辞麗句など、
ついに、見出すことができなかったから、

そのうち 「見通しのよい音」とか、「繊細なエッジ」などという表現が、

お~でぃお雑誌を飾るたびに、



なぜ耳で音を「観る」のか?

という、



わたくしには、あまりに哲学的過ぎる問答を、
繰り返さずには居られなくなっていったのです。



おぉ !!そうか、

観・音・様!

(そういえば、故長○鉄男氏が「観音力」なる本を書いてましたなぁ)