りんの七転び八起きをもう一度〜 子宮頚癌3回目〜

りんの七転び八起きをもう一度〜 子宮頚癌3回目〜

子宮頚癌 3回目。
都内在住の、40代半ばの主婦です。
家族は、毒舌直球の夫と娘。

3回目はありえないでしょ、と検診を1年半あけてしまった私、、今回こそ訣別いたします!

Amebaでブログを始めよう!
今回、再再発をして、一つのご縁に巡り合った。病気の中にもいいことってある。

娘の小学校の友達のママ。
私が子宮頚癌の検診で引っかかった翌日、そのママと二人でランチをする約束をしていた。再再発だっただけに、気分も落ちていたけど、思い切って行ってみた。

最初は学校の話題で盛り上がる!
すると、話の成り行きから、彼女ご自身がリンパ系の癌を経験したことを話してくれた。まだ若い彼女は、私の想像をはるかに超えた壮絶な治療に耐え抜き、今、生きている。

私は自分のことを話してなかったから、この偶然にびっくり。ここぞとばかりに話を聞いてもらった。

それ以来、毎回診察後は彼女に全てご報告。彼女の言葉が心に響く。術後5日から毎日3km歩いている私に、

「頑張るという事が、言葉では簡単だけどどんなに大変か。頑張るという事が、どんなに気持ちを強く持たないとできないことか」

と。まさに私には、その3kmがギリギリの線の必死の努力であり、目に見える自己満足であり、虚勢でもあった。だから、その言葉が本当に嬉しかった。

そんな彼女に、病理結果を話した。
今日はうちの近所まで来てくれてランチをした。

気丈に振る舞う私に、時には涙を浮かべながら、「今の揺れ動く気持ち、最悪を想像して眠れなくなる、そのアップダウンを今後抱え続けるその辛さが分かる」と静かに言ってくれた。まさにそうなのだ。

私は一昨日から、一人になると涙がたらたらこぼれ落ちる。洗面所の鏡を拭きながら、突然涙が出る。娘の笑顔をみている時だけ、忘れられる。


最後に彼女は、「二人なら越えられる。再発を恐れるのも二人で一緒なら、気が楽だよ。頑張ろうね」と。

本当にありがたい。


神様は再再発と共に、勇気の源である友人を与えてくれた。

{C71DA61C-9A9F-4CD5-8FDA-D3533CA3F4FC:01}

これは手術前に彼女に頂いたお守り。

彼女の時も、これが一番効いたそう。
明治神宮のものです。

今も私のそばに飾って?あります。

お守りさん、私をよろしく頼みます