娘の小学校の友達のママ。
私が子宮頚癌の検診で引っかかった翌日、そのママと二人でランチをする約束をしていた。再再発だっただけに、気分も落ちていたけど、思い切って行ってみた。
最初は学校の話題で盛り上がる!
すると、話の成り行きから、彼女ご自身がリンパ系の癌を経験したことを話してくれた。まだ若い彼女は、私の想像をはるかに超えた壮絶な治療に耐え抜き、今、生きている。
私は自分のことを話してなかったから、この偶然にびっくり。ここぞとばかりに話を聞いてもらった。
それ以来、毎回診察後は彼女に全てご報告。彼女の言葉が心に響く。術後5日から毎日3km歩いている私に、
「頑張るという事が、言葉では簡単だけどどんなに大変か。頑張るという事が、どんなに気持ちを強く持たないとできないことか」
と。まさに私には、その3kmがギリギリの線の必死の努力であり、目に見える自己満足であり、虚勢でもあった。だから、その言葉が本当に嬉しかった。
そんな彼女に、病理結果を話した。
今日はうちの近所まで来てくれてランチをした。
気丈に振る舞う私に、時には涙を浮かべながら、「今の揺れ動く気持ち、最悪を想像して眠れなくなる、そのアップダウンを今後抱え続けるその辛さが分かる」と静かに言ってくれた。まさにそうなのだ。
私は一昨日から、一人になると涙がたらたらこぼれ落ちる。洗面所の鏡を拭きながら、突然涙が出る。娘の笑顔をみている時だけ、忘れられる。
最後に彼女は、「二人なら越えられる。再発を恐れるのも二人で一緒なら、気が楽だよ。頑張ろうね」と。
本当にありがたい。
神様は再再発と共に、勇気の源である友人を与えてくれた。
彼女の時も、これが一番効いたそう。
明治神宮のものです。
今も私のそばに飾って?あります。
お守りさん、私をよろしく頼みます