現地昨日、コロンビアで航空機が墜落し、76人が死亡したとのこと。その中には、日本のサッカーJリーグで活躍した選手も含まれていたらしく、心配ですね…。
そして国内でも心配なニュースが。昨日から青森と新潟で鳥インフルエンザウイルスが確認され、鶏31万羽の殺処分が進められています。これ以上広がらなければいいのですが…。
それとオリンピック関連。4者協議が行われ、ボート・カヌーと水泳の会場が決着しました。後はバレーボールがどうなるか…。
そして、V6の長野博さんと女優の白石美帆さん、結婚おめでとうございます!
さて、今回の「11月を送る」ですが、一昨日の記事でも触れた韓国の朴政権に大きな動きがありましたので、それを。
◆海外
★朴槿恵大統領、条件付き退陣表明
韓国の朴大統領は今日会見を開き、条件付きで、任期満了を待たずに大統領職を辞任する意向を明かしました。
その条件というのは「安定的に政権を移譲できる環境が整うこと」で、具体的には国会の決議に従うというもの。合わせて一連の事件に関しての自身の関与は否定しています。
今回の発表は何とも唐突な印象がありますが、これは弾劾逃れではないかとみられています。国会では野党が来月初めにも大統領の弾劾を議決する意向で、与党の非主流派が造反すれば可決される見込みであっただけに、自ら退陣をちらつかせることで非主流派の造反を防ごうとした可能性があります。国民の間でも意見が分かれているようで、退陣表明だからということで歓迎する人もいれば、反発する人もいるようです。
今回の退陣表明は、一連のスキャンダルによって朴大統領が追い込まれた結果、とみてよいと思います。しかし退陣が条件付きであったことから、今後どのように推移するのか、また日本との関係では、日韓合意の履行や北朝鮮対応に影響が出ないか心配されます。加えて、次の大統領候補として誰が浮上するか、そのあたりも今後の韓国の行く末を左右しそうです。
突然の条件付き退陣表明で、韓国を取り巻く環境はますます流動的になっていると思います。来月、そして来年も韓国の政界は不安定に推移しそうなので、様子見が必要ですね。
「11月を送る」はまだ続きます。では。