2016年 5月を送る(6) | K電車で行こう 別館

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こちらは、八百万が運営する鉄道サイト「K電車で行こう」の別館です。
私がテーマを決めて、それに関して何回かに分けて適当に(?)話をしていきます。
更新とテーマ設定は気まぐれ。時々ネタあり。本館とあわせてチェックを!!

 明日からサミットが始まるということで、G7各国の首脳が来日しています(カナダの首相は昨日来日済み)。サミットに先行して、今夜は日米首脳会談が開かれますが、どのような話が交わされるのか注目ですね。

 一方、舛添東京都知事は政治資金疑惑について調査を依頼する第三者を発表(するも、名は明かさず)。また、昨日から17時間にわたり続いていた松山市の立てこもり事件の解決、「花柳流」後継争いでの除名処分無効の判決…など、話題満載な一日でした。。。


 さて、今回の「5月を送る」では、明日からのサミットでも議題の一つになるであろう、この話題です。


  ◆海外&社会

 ★「パナマ文書」詳細公開

 10日、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)は、その存在を明らかにした「パナマ文書」について、その詳細を公開しました。

 パナマ文書は4月にその存在が明らかにされており、各国の首脳らが租税回避地を利用していた実態が白日の下にさらされました。その時は詳細が明らかにされていませんでしたが、さらに調査が進み、今回の発表に至っています。

 その内容によると、日本では約400の個人や企業が含まれているとか。政治家は含まれていないようですが、大企業の創業家や世界的に有名な企業が名を連ねていたそうです。指摘された各社は「節税や脱税を目的としたものではない」と、租税回避地の利用について悪意がないことを強調していますが、世間から厳しい目が注がれることは必至と言えます。

 租税回避地の存在は、グローバル化した社会において貧富の格差をさらに拡大させているとの指摘があります。真面目な納税者が損をする…このような現状は、世界規模で是正する必要があるでしょう。サミットで一定の方向性が見いだされることを期待したいものです。


 パナマ文書については、今後もさらに分析結果が公表される予定で、その内容によっては再び世界を震撼させるかもしれません。

 「5月を送る」、明日と明後日は伊勢志摩サミット、そしてオバマ大統領広島訪問を速報する予定です。では。