ここのところblogもほっぽり放し状態でしたが久しぶりに更新してみました。

AZ-1の一番の特徴、ガルウイングですが、これが結構泣き所。
重いドアを支えるためダンパーが片側2本ずつ、左右合わせて4本あります。
このダンパーが5年もたつとへたってきて、冬寒くなるとガス圧が低下してドアが下がってくるようになると、オーナーなら誰もが経験したことあるであろう、乗り降りするときにドアに挟まれる所謂ドアに”喰われた”状態になっちゃいます。

自分のクルマは10年くらい前に替えたきり、夏場はともかく冬はドアに喰われないよう重いドアを支えながら乗り降りしてました。
最近寒くなり始めドアを支えるのもきつくなり、とうとうドアダンパーの交換に踏み切りました。

なんでこんなに躊躇してたかというと、このダンパーなんと1本14000円もするんです。
これが4本、計56000円
ためらうのもわかると思います。

それでは交換スタート

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まずは適当な角材などでドアが落ちてこないよう支えます。
そしたらボルトをゆるめて、ダンパーを外します。
このとき1本ずつ交換しましょう。
2本外すとドアが落ちてきたとき危険です。

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外したダンパーです。
ガンプラでおなじみボールジョイント状の特殊なボルトが使われてます。
このボルトがまた高くて、10年前に買ったときたしか1個1000円ちょっとしたと思います。
ホントはこれも一緒に交換した方がいいんですが、まだ使えそうだし高いのでこのまま使います。
そのためにはこのボルトを抜かなくてはいけませんがこれがなかなか一筋縄ではいきません。
ちょっとコツがいります。

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ボールが抜けるのを防ぐためCリングが受け部分の中に入ってるのですが、引っこ抜こうとするとこれも一緒に動いて締まってしまいそのままでは抜けないので何かで固定する必用があります。
前回交換したときは精密ドライバーでこじってなんとか外したのですが、今回はググって見つけたこちらのサイト に紹介されている伸ばしランナーを使う方法を試したら簡単に外すことが出来ました。

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ボルトが外れた状態と外したボルト
左の写真の銀色のリングが外れ止めです。

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外したボルトをクルマに取り付けたあと新品のダンパーをパチンとはめれば完了です。

これでバッチリドアが上がるようになりました。

これから何年AZ-1に乗り続けられるかわかりませんが、車齢的に多分これが最後のダンパー交換になるでしょう。
まいにちクソ暑いですなー
こう暑いと模型はおろかなーんもやる気がおきません。
断捨離もしなくちゃなー
色々物があふれすぎ、オレの部屋。

さてJu87Gですが、こんなディテールアップパーツを購入しました。

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ポーランドにあるマスターモデルというメーカーから出ている37mmカノン砲の金属製銃身です。
最初は様々な超精密パーツを出していることで有名なアドラーズネスト製の物を探していたのですが、どこも売り切れ状態。
それでたまたま見つけたこちらを注文してみました。
アドラーズネスト製の半値くらいと安いですが出来はとてもいいです。

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このフラッシュハイダーの穴なんかどうやって開けてるんだろ?いったい。

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キットの銃身部分を切り取って取り付けるだけリアルな銃身が再現できます。
とくに丸い物を精度を保ったまま整形するのは難しいので、面倒な整形をしなくてすむこのパーツは助かりました。


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本体の方は主翼と尾翼を取り付けて飛行機の形になりました。
いやーやっぱ1/32はデカイですね。
押入ストックのうち空物が増えてきたので、数年前に行きつけの模型屋の閉店セールで買ったハセガワの1/32 Ju-87 カノーネンフォーゲルを作り始めました。

まあ、それ以上にガンプラ、カーモデルは罪プラ多いんですがね・・・

飛行機はバルキリー(マクロスのね)から入った口なので、断然現用ジェット戦闘機派だったんですが、模型誌の作例やネットで大戦機のこと知るうちにプロペラ機もいいなと思うようになってきました。

というわけでハセガワの1/32Ju87ですが、他メーカーの1/32と違いエンジンなどは再現されておらず、その分部品点数を抑えて組みやすくなっています。
おまけに初回生産分はJu87のスーパーエース、ルーデル(とシェパード犬)のメタルフィギュアがついてます。

大戦機を作るのは初めてですが、とりあえず飛行機模型の定石通りコクピットから組み立てます。

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せっかく出来のいいパイロット(ルーデル)とガンナー(ガーデルマンかな?)のフィギュアがついてますので、乗せた状態で作ることにしました。
このサイズのフィギュアは初めて塗りましたが難しい。
装備品の色とかガンナーのシートベルトの取り回しとかよくわからないのでそれっぽく。
フィギュアはサイドパネルと干渉する部分を削って調整して組み込みました。

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コンソールは立体感のある彫刻でこれまた素晴らしい出来なので、デカールではなく塗装で仕上げました。
機体に組み込むとほとんど見えないですけどね。