天国に旅立てますように

9月24日・25日の両日、宮城県の三ヶ所でイベントを行ってきたお話はすでにしていますが

その時の出来事を少し振り返りますね。

夜通し運転し日の出の時間を過ぎた頃には、宮城県東松島市の直前の有料道路を走っていました。

片側一車線で中央分離帯はあるものの、一般道路のように対向車が迫ってくるような感じの道路。

道路公団の人たち3人が車を停止させました。

僕たちの車が先頭でした。

何のために？と思ったら、犬が迷い込んだようで、捕まえようとあーだこーだとされてました。

何度か反対車線の方へ逃げようとし悲鳴。

あたふたしてる道路公団の人たち。

片側だけでなく、なぜ両方を（反対車線も）停止させないのかと思ってたら

その犬が反対車線に飛び出しました。

怖かったんでしょう。

車が迫ってくること本能的に察知したのか轢き返そうときびすを返しました。

でもその瞬間に轢かれてしまい

本当に一瞬のうちに

つい瞬間前まで生きてた犬の姿が消えてしまいました。

跡形もなく・・・。

その瞬間、道路公団の3人に食ってかかった僕。

なぜ反対側の車線も停止させなかったのか？

犬の扱いも理解していないのに追い込んで逃がすなんて。

（本能的に追いかけると逃げます）

人間の子供だったら迷わずに反対側の車線も停止させたはず。

今の今さっきまで生きてた子だよと・・・。

道路公団の3人も動揺してることがよくわかりました。

もちろん彼らも助けたかったんです。

僕も自分を責めました。

すぐに降りてお手伝いすれば良かったと。

すぐに助けてくれると高を括ってました、深く反省。

オスなのかメスなのかはわからないけど

白地にブチが入った子で、柴犬ほどの大きさ。

怯えた表情が今も目に焼き付いてます。

そして世を去った瞬間も・・・。

車の中で涙するしかできなくて、祈ることしかできなかった・・・。

気持ちを入れ替えてイベントを行いましたが

メンバーもみんな口には出さないものの、いろいろと考えることがあったようでした。

以降、僕からこの話をすることはありませんでしたが

今日でこの子の四十九日なんです。

この日になったら供養して天国に送り出してあげようと思っていたので今回お話しさせていただきました。

震災によって被災してしまった犬だったんでしょうか。

地震を経験し、数ヶ月もの間生き延び、頑張って頑張って生きてきたんでしょうね。

うちのバビルが天国で待ってるので、きっと迎えてくれてることでしょう。

うちのバビルは犬好きなのでお友達になって笑顔で一緒に遊んでくれてることでしょう。

11月6日は、バビルの百か日忌だった・・・何しないでごめんよ・・・。

今日はこの子の四十九日の供養と、遅れはしましたがバビルの百か日の供養をします。

助けてあげられなくて本当に本当にごめんね・・・。

心からごめんなさい。

ずっと外を眺めてるデビ。

バビルを想ってるのか・・・旅立つあの子を見送ってるのか・・・。

ベランダに供えた花と一緒に置いてあるエサが気になるのか（笑）

☆LOVE☆