<FRBの利上げは金融不安を引き起こす>ビル・グロス。。 | たいくつ親父のひとり言(パートⅡ)

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亭主敬白

09/03 <既に金利引き上げの時期は逸した

9月の米FRBによる金利引き上げについては、現在見送りという予想が大きくなっています。

中国経済の失速による現在の世界的な資本市場の混乱を考えれば当然の判断と思われます。
そのような見方の背景には、ここで米国が利上げすれば現在の中国をはじめとする新興国から一斉の資金引き上げが起こり、世界の資本市場がより混乱していくという懸念が広がっていることが背景です。
これについて債券王と言われるビル・グロスは<FRBは既に金利引き上げの時期を逸した可能性があり、現時点で実施すれば世界的な金融不安を自ら招く可能性がある>と述べました。
経済の正常化に向けて、金利引き上げを行いたい米FRBですが、現在の世界を取り巻く情勢はそれを許してくれません。


09/03 14時から大量の先物売り

連日同じパターン

日本の株式市場は14時ごろから膨大な先物売りが出て、14時ごろから下がる局面が連日続いています。昨日まではCTA(コモディテイー・トレーディング・アドバイザーズ)など超高速取引に強いコンピューターのロボットトレーディングのヘッジファンドが、中国市場が午後開く14時を起点として強引な売り仕掛けを行ってきていました。
日本市場は気迷いモードで商いが薄いので、強引に売り崩せば下がることによってよりサヤが取れるという思惑だったと思います。完全なる公衆面前での株価操作ですが、当局はしっぽがつかめず相変わらず放置状態です。


味を占めたCTAは中国市場は開かない本日も14時から強引に売り仕掛けを行ってきました。引けまでどうなるかわかりませんが、いずれにしても日本市場はCTAにとって好きにやり放題の市場です。