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たいくつ親父のひとり言(パートⅡ)

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亭主敬白

ヴァルトツェルの卒業とともに、修業時代は終わった。

さらに3年間の自由研究ののち、幹部の一員として認められた彼は、

マリアフェルスのローマ教会に、ガラス玉遊戯の教師として派遣され、

カスターリエンとヴァチカン法皇庁との友好条約締結に力をつくし、

これを成功させた。

そして、ヴァルトツェルに帰った彼は、そこで、荘厳なガラス玉遊戯

の祭典に参加したが、遊戯の最中に、2代目の名匠トーマスが

病気でなくなったため、3代目の名匠に選ばれた。

そのとき彼は、40歳になっていた。