それでも地球はまわってる

それでも地球はまわってる

2010年1月に人生初めての手術を受けました。
卵巣がんⅡа期でした。
術後治療のため2010年5月まで6クールの化学療法を受け、同年6月から晴れて経過観察に。


ただいま新たなライフスタイルを手に入れるために、絶賛アイドリング中です。

訪問ありがとうございます


lilyが「卵巣がん(ブログテーマ『病』『経過観察』からどうぞ)」や「映画」や「猫」について徒然なるままに語るブログです。

経過観察も日が経った今ではすっかり元気になって、最近ではすっかり食べ歩きブログ(ブログテーマ『食』『旅』からどうぞ)と化しております。

個人的な経験や感情に基づいて書かれておりますので、お見苦しい点などがございましても笑ってご容赦くださいませ。

尚、治療や通院に関する記述が多々ございますが、病状には個人差がありますので、ご参考までにしていただければ幸いです。


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煌々と

下弦の元の
ひとひら

夜に乞うた
花ぞ咲かせむ
花ぞ舞わせむ

下弦煌めく
夜に問う

岸の彼方の
花ぞ咲くらむ

この日常は当たり前じゃない。

一瞬で崩れ去るはかないものだと、わたしたちは知っています。

あの日起きたことは変えられない。

 

それでも生きているわたしたちは、日々を生きねばなりません。

 

あの日のことを

胸に留め置き続けて。

 

 

「何したって、生きてる間は時間は過ぎてくから、今日まで生きてきて、

それだけだよ、ただ生きてる、他になんもないよ」

 

震災から5年後のことです。

岩手県だったと思います。

津波で家を無くされ、仮設住宅にお住まいだった方が

「震災から5年経ちましたが、今の心境は?」と

インタビュアーに尋ねられて、返した言葉です。

この言葉が私の心には刻まれています。

5年、10年をひとつの節目だと感じるのは、外部の人の勝手な「お気持ち」です。

 

声を上げる力、立ち向かう力がある人は

理不尽な現実に成す術のない誰かのために

何をすべきか、何ができるか

考え続けていかなくてはなりません。

今日の誰かは、明日の私かもしれないのだから。

 

今日までも、明日からも。

誰もが幸せに生きて欲しい。

ただそれだけです。

 

その想いに、終わりはないのです。