こんにちは。
京都旅行の続きです。
京都旅行2日目、神護寺を後にし、帰りのバスを仁和寺で降りずに龍安寺まで行きました。
↓山門は、苔が見せる浄土の世界や、石庭が語る禅の精神へと誘ってくれる入り口なのだそうです。
こちらのお寺ではどんな浄土の世界と禅の精神を見せてくれるのでしょうか、楽しみです。
↓境内に入ると、鏡容池(きょうようち)が目に入りました。
かつてはオシドリが群れ遊んだ所からおしどり池と呼ばれたそうです。
そんな華やかな景色も見たかったのですが、この日は雨音だけが聞こえる落ち着いた雰囲気でした。
↓石段の上に庫裡が見えてきました。
「庫裡」とは、本来は「寺の台所」という意味ですが、禅宗寺院では「玄関」としている所が多いそうです。
なるほど、確かに入り口になっていました
↓龍安寺と言えば、この石庭ですね
白砂の敷き詰められた庭に15個の石が配置された枯山水庭園で、どの位置から見ても14個しか見えないそうです。
こちらの廊下には沢山の人が入れ代わり立ち代わり並んで座り、それぞれに思いを巡らせているようでした
↓ミニ石庭です。
こんな風に配置されているのですね。
↓お堂に入って最初に目に入ってきた屏風です。
中国の漢詩が書かれているそうです。
この雰囲気がイイです
↓お堂内には襖絵が飾られていました。
↓石庭は枯山水のお庭ですが、この日はしっとりとした空間が奥まで広がっていました
↓つくばいです。
中央の水穴を「口」の字に見立て、周りの四文字を組み合わせて「吾唯知足(ワレタダタルヲシル)」と読むそうです。
「ほどほど」で、心は満たされて余裕が生まれると言う事みたいですね。
15は完全を意味する数字で、石庭では石が一度に14個しか見えないので、完全にはならないと言う事だそうです。
不完全で満足しましょうという事なので、説明もホドホドでいいですよね( *´艸`)
↓思惟像ではなく、何だか可愛い思惟人…なんてね何を思うのでしょう?
お堂の外に出ました。
境内は鏡容池(きょうようち)を中心とした池泉回遊式庭園で、石庭だけでなくこちらの景観も素晴らしかったです
↓美しい庭園を和服の方々が彩りを添えていました
↓緑と石の間を少し覗き込むと小さな滝がありました。
↓葉と苔生した石もしっとりとしていました。
ここからはあまり言葉も思いつかないので、静かに散策しましょう
↓弁天島の前にアヒルとマガモがいました
↓黒と薄墨色の水面でひっそりとしている感じでした
↓枝に絡まる雨の滴が無数の蕾のように見えます。
↓下は神護寺と龍安寺でいただいた御朱印です。
上は龍安寺で買った桜柄の御朱印袋と仁和寺で買った桜のお守りです
ここまでご覧いいただき ありがとうございました