こんにちは。
京都旅行の続きです。
実は仁和寺にお宿を取った理由の中に、神護寺に行きたかったからというのもありました。
神護寺と言うと、かわらけ投げで知られる 弘法大師 空海さんゆかりのお寺です。
高雄山の中腹にあって、最寄りのバス停から山道を約20分程歩きます。
そのバス停「山城高雄」まで、京都鉄道博物館(バス停:七条大宮・京都水族館前)から、御室仁和寺までに使った西日本JRバスを、更に仁和寺から16分ほど乗れば行かれるからです。
一人旅の時から神護寺も気になっていたのですが、その時は下賀茂神社へ行ったので、今回の京都旅行は神護寺へ行く事にしました。
↓高雄観光マップです。
今回は赤い□で囲った現在地(バス停)から神護寺までの山道で撮った写真をご紹介します。
↓最初の階段を少し下りた所です。
視界が開けた所で撮りました。
かなり勾配のあるつづら折りの階段を下りて行きます。
↓清滝川(きよたきがわ)まで来ました。
最初チラッと見た時、川の上の建物が神護寺なのかな?と思いましたが
↓旅館でした。
こちらで山の風景を観ながら宿泊するのも良かったですね
↓清滝川の周りには、出店らしき建物が並んでいました。
今は閑散期なのでひっそりとしていましたが、紅葉の時期は美味しいものが沢山売られているのでしょうね。
↓出店の建物の中から川を覗いてみました。
目の前に高雄橋があります。
↓反対側です。
↓階段を下りきった所に、西明寺や高山寺に行く道が分かれていましたが、神護寺の方へ向かいました。
ここから神護寺の参道になるみたいです。
↓覚悟はしていたのですが、かなり険しく長い階段でした
↓途中の道です。
行きは閉まっていましたが、お店もありました。
↓日常ではなかなか味わえない山の景色と空気です。
↓やっと神護寺の楼門が見えてきましたが、手前にまだまだ急な階段があります
神護寺の境内の写真は次回にしますね。
↓こちらは帰りの道で会えたヤマガラさんです
↓お参りしている間に雨が本格的に降り出したので、ヤマガラさんもびっしょりでブルブルしています
↓全身モコモコでムーッとしたお顔
↓羽繕いをするも…
↓今やっても濡れちゃうから…と諦め顔のヤマガラさんでした。
エナガさんの「○△□」実演解説講座
↓それでは唐突ですが、こちらで禅門答をしているエナガさん(※妄想です)に、禅僧の仙厓義梵(せんがいぎぼん)さんが描いた「○△□」の実演と解説をしてもらいましょう
↓「○△□」と言うと、仙崖さんを代表する作品で、絵の解釈の助けとなる賛文が一切添えられていない唯一の作品だそうで、最も難関な作品であると言われています。
色々な解釈があるそうなんですが、こんな感じの作品です。
滅茶苦茶下手くそですが(特に〇が歪んでしまいました~)ピグの中で真似て描いてみました。
それでは、エナガさんに解説してもらいましょう
↓ほうほう…「□」は修行を始める前の自分だとエナガさんは言ってるみたいです
私達は鳥社会の常識という四角の中に囲まれ、他の鳥たちの中には、四角い鳥かごの枠にすら囲まれて生きているものもある…と。
しかし、ここから一歩勇気を出して、四角の外に踏み出せば、禅の鳥世界に入ることが出来るのだそうです
□と言っても、鳥さんは人間ほど執着がないので若干○気味みたいですね
↓「△」は禅の坐相で、どっしりと腰をすえて頭を天に衝きあげ、坐相を執る事だとエナガさんは言ってるみたいです。
どうやらエナガさんは修行に入ったようです
やはり、人間ほど煩悩が無いので、△になってもどこか丸っこいです。
↓おおちょっと悟って来たみたいですね。
丸くなってきましたが、まだ三角を残した楕円状態です。
↓「〇」これこそが修行を完成させた丸(まろ)きエナガであると考えるそうです
若干凹んでたり歪んだりしていますが、エナガさんなりに悟ったみたいです(※しつこいですが妄想です。本気にしないでね( *´艸`))
エナガさん、雨の中、実演解説ありがとうございました
↓本降りの雨の中、野鳥を撮ったのは初めてでした。
普段は撮れない可愛い仕草や表情が撮れてラッキーでした
遠くの景色は霧で煙っていましたが、歩いた場所は意外と明るかったのかもしれません
ここまでご覧いいただき ありがとうございました