こんにちは
昨日スーパーで、商品をレジ袋に入れていると、ご両親と一緒の三十代位の女性が同じテーブルに来ました。
三人でレジ袋に商品を入れながら、女性とお父さんは、「そんなに持たなくていいよ」とお母さんを気遣っていました。
あぁ、私も両親が遊びに来た時は、ああしてこのスーパーで一緒に買い物をしたなぁ、と亡き母を思い出し、涙ぐみそうになりました
両親にはたまに、鳥撮りにも付き合ってもらいました。
今は一人の方が気を使わずに撮れますが、当時はプロでもないのに、女一人で大きな一眼レフを持って歩くのが、気恥ずかしかったのです。
鳥を探したり、待ったり、撮らない方は退屈ですよね
それでも文句言わず付き合ってくれました。
そんな思い出ひとつひとつが、今ではかけがえの無いものになっています
今回は、両親と最後に行った公園で撮った、思い出深いアオサギさんです。
両親と行ったのは、母の亡くなった年の5月23日でした。
両親も撮りたくて、ズーム幅の大きいレンズを持って行った所、鳥撮りには満足いかず、もう一度行って撮り直したものです。
その撮り直した日が5月27日、昨日と同じ日だったのです。
そんな日にかつての自分を思い出す様な、仲の良い親子を見せてもらったのも何かの縁でしょうか。
アオサギさんは、当時いつも悲しみで覆われていた私の心を、ひとときだけ楽しませてくれました。
でも、次の瞬間には魚がいません
呆然とするアオサギさん・・・
どうやら魚をくわえて移動している時に逃がしてしまったようです
くやしそうにバタバタとあがって来るアオサギさん
悲しそうに水面を見ながらいつまでも鳴いていました
獲物が大きすぎましたね
今回の狩りは失敗しましたが、華麗に飛ぶ姿を見せてくれました。
手元にある野鳥ガイドのアオサギの特徴に「たまに動く」と書いてあり、その表現に笑ってしまいましたが、この時のアオサギさんは良く動いて見応えたっぷりでした
ここまでご覧いただき ありがとうございました