前回のお話は、+生後2週間健診 ①+
産院に到着し、2週間健診が始まった。
まず、体重測定である。
息子はお腹をたいそう空かせていたので、ギャン泣き。

さらには、体重計の上でう○こをするという、偉業を成し遂げてくれた。

スタッフの方が、手際よく片づけてくれたことに感謝する。
体重は3540g。
退院時よりも+274gで、1日26g増えている計算であった。

「とても順調ですねー!」
正直、退院してからの2週間、私の母乳で体重が増えているのか物凄く不安で、ベビースケール(赤ちゃん用の体重計)を1カ月契約でレンタルしたのだ。

「体重増えているのか不安だよ…。減ってたらどうしよう…。」
「ベビースケールレンタルして、精神的に安定するなら安いもんだよ~。」
よって何となく増えていっているのは確認していたが、実際病院のスタッフに「順調」だと言われると、ほっとするものである。

「あのー…一応母乳相談をしておきたいんですけど…。」
「分かりました!」
母乳相談とは、助産師さんと個室で、母乳のあげ方、ミルクの足し方など、あらゆる授乳についての相談ができるサービス(有料)である。
空腹で、大泣きしている息子に乳を飲ませながら個室で待っていると、助産師さんがやってきた。

「こんにちはー。どんなご相談でしょう。」

「あのー母乳が足りているのか心配なのと…2・3時間おきの授乳なんて夢のようで、日中1時間おきの授乳がしょっちゅうで、体力的しんどくて…。どうしたらよいのでしょう(涙)」

「まず、母乳が足りているかということですが…1日26g増えているようですし、問診表を見たところ、うんちもおしっこも1日10回以上出ているようなので、足りていますよ!母乳で良くここまで頑張りましたね!すごいですよ!」
あぁ…この人がマリア様に見えてきた。

「『がんばりましたね』の一言で、救われるー!」
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