ダーリンが「これが食べたい!」と言ったので、スーパーで柿の種を購入した。
柿の種「梅味」
午前10時頃、小腹が空いたというので、「柿の種」を食すダーリン。
午後3時、私は少し一休みしようと、寝室でゴロゴロし、ダーリンは書斎で仕事をしていた。
バタン
タッタッタッ
ガサガサガサ
お菓子コーナーを探る音が聞こえる。
「ん?クッキーでも食べてんのかな?まっいっか。」
そのまま気にせずゴロゴロすることにした。
―1時間後
バタン
タッタッタッ
ガサガサガサ
またお菓子を探る音が聞こえてくる。
これはまずい。
いくらなんでも食べすぎだ。
私はこれまでゴロゴロしていたのが信じられないほどの猛スピードでベッドから跳ね起き、ダーリンのいるところまで激走した。
ダーリンは「柿の種」を手に持っていた。
「ねぇ!何個目!?その柿の種!!」
「ひゃはははは…」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・3個目。」
「食べすぎだと思うんだがね…!」
「すみませんでした…。」
「すごい!お菓子の音、寝室からでも聞こえるものなんだね。」
「感心しとる場合か!」
怒られても平和なダーリンであった。
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