妊娠8週頃、仕事場でトイレに入っていた。
腸にガスがたまっていたので、「おりゃあああ!!」といきんだ。
ガスは、「ブホホ」と勢いよく飛び出た。
しかし、「今のいきみで、赤ちゃんに影響は与えていないかしら。」と心配になり、ちらりとパンツを見てみると…
茶色いおりものと、生理の終わり頃に見られるような血のカスがついているではないか!(生生しい表現で、すみません…)
一瞬にして青ざめ、思い切りいきんだことを後悔した。
仕事帰り、事情を説明し、急いで産婦人科へ足を運んだ。
同じみのクール女医の検査の結果、特に異常は見られず、赤ちゃんも一回りしっかりと大きくなっているのが確認できた。
「おりものもきれいですし、赤ちゃんも順調に育っているので、問題ありません。茶色いおりものは、心配しなくても大丈夫です。」
そう言われ、赤ちゃんの超音波写真を渡された。
ほっとすると同時に、笑顔がこぼれた。
赤ちゃんへの愛情と責任感が、私に芽生えていた。
「いきんで、ごめんよ…。」
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