文字ラジオ
$イラストレーター魚住幸平の裏ブログ「 裏 ★ ルラ 」
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片仮名を、カタカナで書けば、カタコトみたい。

うおー! いきなり腹減った! ってこと、ありますよね。
なんなんでしょう。あの突然襲ってくる凄まじいまでの空腹感。
取るものも取り敢えず急いでお米をとぎました。

自力でどうにもできないことが嫌いです。
これもそう。炊けるまでが永遠。
早炊きボタンに、お湯から炊き始めれば、加速する?

早速セットし、これを書きながら、炊けるまでの間に調べてみました。
お湯から炊くことを「湯炊き」と言うそうで、お寿司やチャーハンに向いた炊き方だそうです。

某、虎の魔法瓶のサイトに、炊飯に関するご質問というのがありました。
Q.お湯で炊飯したら、早くできるのですか。
A.できません。
う、家のは象だから!

そうこうしているうちに、ご飯が炊けたようです。
何かをしていると、時間はあっという間に過ぎる。真の加速装置は、これなのです。
湯炊きの真価を発揮したいところだけれど、もう限界。
どれ、たまごでもかけよかな。



 

平仮名と、漢字で書けば、ひらがなじゃなくなる。

出先から家へと帰ると、鍵がありませんでした。
家の中にはスペアがあるので、紛失したこと自体はどってことはないのです。
めんどくさいけど、しゃあない。
鼻くそほじって、よっこらせ。あーしんど。二階の窓から帰宅。

煙草に火をつけ、やけに明るい月に気づく。あれは中秋の名月だろうかと思うも、もう10月だったと改める。
「サンタさんってこんな感じなんかな」
侵入経路を思い、この窓は常に開けておこうと誓うのでした。




 

アスファルト、硬い。

舞洲行って、友人達と遊びました。人生の半分を共に遊んできた、昵懇の仲。
そら、いやでも上がる。
スラックラインではしゃいでこけた。手のひらを擦り剥いた。チョコチップみたいになった。
笑いすぎた腹筋の方が痛かった。


 

背びレを広げて

さるすべりの木から、然る紅の花びらが、百も滑って敷き積もる八月の日。
潤沢を帯びた空気に濡れて、その光景は鮮烈に淡い。薄紅色の水の中を歩く、魚のわたし。
水を得て、背びレを正すこの頃は――

間が空くと照れますね。文字ラジオのお時間です!

前回の放送からいろいろなことがありました。
まずは年明けから立て続けに、新規ジュエリーブランドのディレクションに携わらせていただきました。ブランドコンセプト・商品のネーミング・キャッチコピー等といった、コピーライティングの立場からの仕事でした。
そのコピーを見た、あるクライアントさんからご指名を賜りかたじけなしと。またそのコピーを見て……またその……と、かたじけなしズムといった具合に、幾つかのブランドの立ち上げに携わらせていただいてます。

そして。
企て。とあるショップのオープンに際し、ディレクションを任せていただきました。
企み。また、とあるアクセサリー作家の方のブランディングも任せていただきました。
そのどちらも、とあるイラストレーターさんを起用し、デザインをおこしています。
その際のイラストレーターさんへの発注では、ふわっとしたイメージだけを伝え、自由に描いていただきました。

ひとの作品を扱わせていただくと言うのは、生まれたての赤ちゃんを抱き上げるときのようなパルス。
金箔みたいな感触の、3倍。
そこに無限の可能性を感じれば、自分の引き出しの数が切ない。
とは言え、興奮するほどむちゃくちゃにできてしまうもので、尋常でなく楽しい制作となりました。
そのとき開いたもの、あれは――引き出しではない、胸襟。
と、このように日々は過ぎ、8月も終盤。

そんな中、もちろんイラストレーションも描かせていただいておりました。
復刻版の装丁をシリーズで描かせていただいたり、絵本のオファーもいただきました。
絵本は、世界中で親しまれている「おりがみクラブ」。その姉妹サイト「e-童話」のオープンに際し「不思議の国のアリス」を描かせていただきました。
iPadでの読み聞かせができるよう工夫された無料で楽しめるサイトで、日本語版のみ、まずは公開されているようです。
小さなお子さんも、大きなお友達も、真夏の夜にはお伽でも。

適度に忙しく、適度にのんびりと。
太陽とたわむれ、曇りをあそび、雨によろこび、季節よりも早い光の移ろいゆくさまを楽しんだ上半期でした。

下半期も、魚住幸平との打ち合わせが最もわくわくする時間となるよう、背びれを広げて。

あけおめ! いうのは古いらしく——
いまどき、あけぽよ! がスタンダード。だと習いました。

ピンポンがなって出てみると、20代前半……23……いや、22? 21かも。
それくらいの、前髪にメッシュの入ったいまどきの青年が立っていました。
「あ、新しくお店を出したので挨拶に来たんですが、お父さんかお母さん居ますか?」
「え? いえ……いません……」←33歳、髭面
「そうですか、失礼しました」
そう言って青年は帰って行きました。
初戸惑いでした。

でももしかしたら彼も若く見えるだけで実は、お洒落白髪の老年に入りかけた年ごろかもしれません。どうだろう。
あやふやでうやむやな、こういうの、どう言いましょう。
ふやぽよと言いましょう。

と言うわけで、一富士、二鷹、三茄子。
四扇、五煙草、六座頭!
福寿、万福、満願、幸福招来!
笑門来福、わらくるみらくる。
うおずみこおへえの文字ラジオ、今年も始まりました。
どうぞよしなに。

Best wishes for a successful and rewarding year!!

例えば、笑いのたえないいちねんとなりますように!
ことぽよ!






 
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