浅草のはずれ、千束通りからちょっと脇に入ったところにある
「喜美松」。
このお店、平日夜のみ営業という、ちょっとハードル高めのお店。
以前よりこのお店の存在は知っていましたが、単なる飲み屋かと思い、スルーしていました。
ところが、実は鶏料理とブタのモツの名店だというではありませんか!
そういうことなら一度行ってみなくては。
実はモツ系、苦手です。
それでもチャレンジ精神はとまらない。
↑メニュー
一皿5本で600円~とメニューにありますが、
店員さんいわく「2本から注文OK」とのこと。
一本あたりの金額は5で割ればいいそうで。
じゃーメニューにそう書いてくれよ~ とちょっと思いましたが、まあまあ。
店内は、座敷、テーブル、カウンターがあり、
カウンターでは一人客、テーブルにはカップル客、座敷には家族と
いろいろな人が来ていました。
いい雰囲気です。
↑やきとり、鶏つくね(タレ) (1本あたり130円)
とりあえず、一番普通っぽいものを注文。
やきとり、ものすごく柔らかく弾力のある肉質。
ジューシー!
タレの味がかなり控えめでしたが、肉の旨みで十分な美味しさです。
これはさすが~
鶏つくねもふわっと柔らかく、旨み凝縮の味。
ちょっと高いかな?と思ったけど食べて納得!
↑かしら(タレ) (1本あたり120円)
これはやきとりよりもちょっと固めで、歯ごたえがあります。
旨みは一番強いかも~
噛めば噛むほど美味しいエキスが・・・
こーれーは たまりませんな。
↑かしら(塩) (1本あたり120円)
あまり美味しかったので、塩でも注文してみました。
塩だとカラシが付いてきます。
塩も控えめで、ほんのり味です。
旨みを堪能するには丁度良い。
↑しろ、がつ(塩) (1本あたり120円)
苦手なモツいきます!
しろはコリコリしていて、こてっちゃんですね。
いいこてっちゃんです。
がつは・・・
な、ナゾの食感。皮のような・・・??
臭みもちょっとあります。
多分、モツ好きな人なら、
臭みも殆ど無くて美味しい!って言うんだろうな。
私にはちょっと厳しかったです。せめてタレにすれば良かったかも。
↑モツ刺 ハツ、レバー (半人前づつ それぞれ300円)
更に苦手系攻めます!
一皿600円なのですが、半人前づつの注文OKだったので半分づつにしてみました。
このツヤが鮮度の表れ。
これ、ブタらしいです。
ブタって生で食べられるんですね~
モツ系の中で一番苦手なもの、それはレバー。
しかしチャレンジは止まりません。
レバー、食べてみると・・・
ツルンとした食感。
かなり臭みが少ない・・・ ギリギリ食べられます!
今まで食べたブタレバーの中で一番食べられます!
2切れでギブアップでした~
でも一口でアウトが殆どなので、だいぶ良いです。
好きになる事は出来ませんでしたが、これはスゴイという事は分かります。
ハツの方が臭みがなくて、より美味しかったです。
しかし生ですもんね~ ブタの内臓の生ですもんね~
すごい事しちゃった♪
↑つくね鍋 (1人前980円)
つくね鍋、一人前だけ頼んだらこんなに来ました!
これは、本当に一人前なのか?
二人前の間違いではないのか。という位量があります。
(後、お会計時計算したら、やっぱり1人前でした・・・ が!
新人さんらしき店員さんが注文をとってくれてたので、もしかしたら間違いの可能性もあります。)
↑鍋
煮えてきました。
これ、かなり美味しかったです。
つくねから、美味しい出汁が出て、
油揚げに甘辛い下味が付いていていいアクセントに。
ご飯を入れて食べたらいい雑炊になったろうに、メニューにご飯が見当たらず。
頼めばあったのかも知れないけれど、おなかも一杯になったのでやめときました。
とてもいいお店でした。
一つ難を言えば・・・ 食事が出てくるのにかなり待つ事かな。
一人で作ってるみたいなので仕方ないかも。
心にユトリが大事です。
喜美松
(ホルモン
/ 浅草駅(つくばEXP)
、浅草駅(東武・都営・メトロ)
、入谷駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.0