シマンテック
http://www.symantec.com/ja/jp/index.jsp


PCのクラッシュや
全データが消えてしまった場合に受けるダメージは、
失恋を上回る…
シマンテックは6月18日、
PCにまつわるストレスに関する調査結果を発表した。


調査は、
インターネット利用歴3年以上
15歳以上のユーザー男女
1000人を対象に4月中旬、
ネット上で実施。
同様の調査は2006年、
07年にも行っている。


さまざまな出来事について、
人生にとってのダメージを
0~10で評価してもらったところ、
「PCがクラッシュして使用不能になる」は6.99、
「PCに保存してあったファイルをすべて損失」は6.98。
「財布紛失」(7.99)、
「友情を失う」(7.41)、
「病気やけがをする」(7.32)に次いで高い数字で、
全年齢層で「失恋」(6.03)を上回った。


PCの
パフォーマンスについてのストレスは、
「動作が遅い」(67%)が3年連続トップ。
購入当時の
パフォーマンスを100とした場合、
使用中の
PCのパフォーマンスの平均値は72.3だった。


保存データに関する
ストレス要因は、
「重要なデータの損失」(37%)がトップ。
ここ1年で保存量が増えたものは
「デジカメなどの写真画像」(45%)、
「音楽」(29%)が上位だった。
回答者全体の
平均保存容量は33.5Gバイトと、
前回(26.1Gバイト)より
28%増えている。


過去1年間では
大切なデータを失った人は5人に1人。
約半数が
「ほとんど復元できなかった」と回答し、
復元できるなら
負担してもいいと思える金額は
平均5364円だった。


セキュリティ関連の
ストレスを感じている人は85%いた。
「ウイルスやスパイウェアなどの
プログラムの侵入が心配」(40%)は
前回から横ばいだったが、
「個人情報漏えいによるものや、
フィッシング、
不当請求などによる詐欺行為」(29%)が
年々増加している。


PCで利用しているパスワードは1人平均8個だが、
PCスキルが高いほど
パスワード使用数が増え、
上級者層では13.1個だった。
パスワードを忘れたことがある人は全体の約3分の2。
使用するパスワードが
10個以上の回答者では81%が
「忘れたことがある」と答えている。