【ビジ書が好き! #126 パブリック 開かれたネットの価値を最大化せよ】
パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよ
パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよジェフ・ジャービス 小林 弘人

NHK出版 2011-11-23
売り上げランキング : 402


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


プライバシーとパブリック
相反するもののように思っているけど違うもの

プライバシーの定義ってなに?どっからどこまでがプライバシーなの?
情報がパブリックになることによって何が変わる?
なんてことが本書には、書かれています。

私、意外と慎重派なので本ブログは匿名でやっております。写真もほとんど載せていませんしね。
ブログってのは、不特定多数の方が見ることができるメディアのひとつですが、記事にしたことの責任は、すべてブロガー側にあります。今の社会では、いつ、どこで、だれにみられているかわかりませんが、まぁ、すべて筒抜けと思った方がいいでしょうね。facebookの非公開写真が見れるバグとかのニュースもありましたしね。

本書を読み終わり、実名(≒パブリック)については、慎重派が思っているような不安は実際には起こらず、メリットの方が多くあるような気もしました。
ソーシャルなネットワーク・ツールを通して、簡単につながれること、世界が広がり、何かを成すことが以前に比べて可能性が広がっているように思える。何かを探したり、アドバイスを求めたり、いままので何倍以上も早くみつかることがある。社会の透明性や信頼性が向上する、であろう。
とかね。

現時点では、なんだかんだと色々な意見があるだろうけど、使いたい人が使えばよくて、気になる人は、使わなければいい。パブリックで見せるか、プライバシーを守るかは、その人が決めればいいことだと思っています。

確実に、社会も企業も個人も、パブリックの方向に進んでいますけどね。
最新のパブリック事情に興味がある人は、読んでみてはいかがでしょうか?

<パブリック>の原則
1 僕らには接続する権利がある
2 僕らには言論の自由がある
3 僕らには集会と行動の自由がある
4 プライバシーとは「知る」論理だ
5 パブリックとは「シェアする」論理だ
6 僕らの組織の情報は「原則公開」「必要に応じて非公開」だ
7 パブリックなものとはみんなにとっていいことだ
8 すべての情報は平等だ
9 インターネットは開かれ、広く行き渡り続けるべきだ

【ざっくり目次】
イントロダクション──大公開時代
パブリックの預言者 マーク・ザッカーバーグ
パブリックの選択
<パブリックネス>のメリット
プライベートとパブリック その歴史
パブリック・メディア
プライバシーとは何か?
僕らはどこまでパブリックだろう?
パブリックなあなた
シェア産業
スーパー・パブリックカンパニー
人民の、人民による、人民のための……
新しい世界

【本日のココが好き!】
時間がたくさんあったら、facebookもやってみたいけど、このブログを維持するのもヒーヒー言っているので、少し様子をみている状態です。^_ ^; もし、facebookをやるようになったら、そこでもみなさんとつながれたらいいですねー!

↓ ポチって押してもらえたら、うれしいです。(°∀°)b

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村

ヨミマシュラン:★★★★

パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよ
パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよジェフ・ジャービス 小林 弘人

NHK出版 2011-11-23
売り上げランキング : 402


Amazonで詳しく見る
by G-Tools