ヘブライの預言者集団「東方の3博士」 | 「秦氏」の謎ブログ

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失われたイスラエルの十部族(失われた原始キリスト教徒の謎に迫る。

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ベツレヘムの星

イエスが生まれた紀元前4年ごろ、突如天空に見知らぬ星が出現し、夜空に輝いていた。多くの人は、不審に思い、また、多くの占星術氏は、これは何か不吉な事が起こる予兆であると判断していた。

しかし、一部の人間を除いては・・・未知なる星の出現の本当に意味することを知らなかった。

この星は、「ベツレムの星」として知られ、「ベツレムの星」が輝いた時、まっさきにその意味を悟り、行動を起こした人々がいる。彼らのことを「新約聖書」では、


「イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝(おが)みに来たのです」」(「マタイによる福音書」第2章1~2説)


この占星術の学者は、一般に「東方の3博士」といわれる。パレスチナ地方から見て、東の国からやってきたのだ。だが、「新約聖書」には3人とは記されてはいない。実際は、かなりの多くの数でやってきたらしい。

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歴史学的に言って、彼らは占星術師だったという可能性が高い。星を見て、その意味を読み取ったという意味では、占星術師の部類に入るのかもしれない。しかし、星占いごときで、メシアの誕生を知ることは不可能である。いったい、どこの星占いの書物に、メシアの誕生のホロスコープなどあるというのか。

彼らは、あらかじめ知っていたのである。

「ベツレムの星」が星が輝くと、メシアが誕生すると知っていたのだ。それは「占い」ではない、「預言」である。ただし、「ユダヤの絶対神からの預言」としての意味での「預言」である。


彼らこそ、「旧約聖書」の預言の神髄を極めた、ヘブライの預言者集団だったのである。

「イザヤ書」に預言されていたメシアが誕生したことを知り、はるばる東の国からやってきた「イスラエル人」だったのである。


メシアの誕生を正確に知っていたことから考えて、東方の博士たちは、ユダヤ教の奥義「カッパーラ」を会得していたと思われる。イエス・キリストが公開したカッパーラの少なくとも基本的な部分は、すべてわきまえていたと考えれれる。

その意味では、彼らの思想は、原始キリスト教に非常に近い、明らかに「エルサレム教団」と共通した教義を持っていたものと思われる。



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