昨夜、吉野屋にて注文の順番待ちをしていた僕。すぐ前にはガタイの良い白人男性が注文の真っ只中。

近くには外国人が沢山いるということもあり、吉野屋のメニューもローマ字表記で外国人向けのカナがふられるという工夫が加えられている。一人の白人男性がメニューを指差し、たどたどしい日本語で注文している。


男性A:「カ、ルビ、テ、イ、ショク??」


いくら外国人とはいえ日本いるなら少しは日本語勉強しろよ……。空腹で待たされているせいか、心の中で男性に対し毒突く僕がいる。

男性はさらに続ける。


男性A:「And,ミソ、ス、ル??」


味噌汁だろ。「味噌する??」ってどんなお誘いよ。ちょっと気になるじゃない。


短い単語さえ満足に発音できない彼につっこむ僕。それには全く気付いていない様子の男性は悩んだすえに、最後のメニューを口走る。


男性A:「オゥ、wow、レィン、ジ、ジュ、ウィス??」


……あれかな、オレンジジュースのことかな??ならあんたらの母国語じゃないの。自分の国の言葉くらいサラッと言いなさいよっ、ダニエルっ!!


ふりがなに頼りきった白人男性が引き起こしたある夜の悲劇でした。


というわけで、ナルミが全然書かないから久々の僕でした。明日からはまたナルミのなぞかけをお楽しみください。