<アジア発>海外就職・人材採用虎の巻♪

<アジア発>海外就職・人材採用虎の巻♪

【日本企業と日本人のグローバル化を応援!】東京でのエグゼクティブ人材紹介を経てタイで最大手日系紹介会社の執行役員として多くの日本人の就職、日本企業の人材採用のサポートを行った経験から、国際人材マーケットについて考えている事などなど。

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日本で勤務していた人材紹介会社から、
今年も表彰者が出ました!

日本ヘッドハンター大賞

去年に続き、2年連続になります。
コンサルタントが10名位の会社でこれはすごい事では、、、と一人で興奮しています(笑)。

去年MVPに輝いた先輩も、今年優秀賞を獲得した先輩も
どちらもとても素敵な方々です。
その他にも素晴らしい方ばかり在籍していて
「背中を見ているだけで成長できる」(←以前転職をお手伝いさせて頂いた方が
おっしゃっていたコメントを拝借)環境でした。

目先の利益は度外視で、純粋に求職者の方と企業の事を考え続ける姿勢を徹底している会社でした。

例えば、私がお手伝いをしている方が別の企業(他のエージェント経由)での内定も出ていて
私からの企業とどちらにするか迷っている時、
私ではその意思決定のご相談に乗り切れないと思ったので
今回受賞をした先輩に相談に乗っていただくようお願いをしました。

(そのご登録者は欧米のトップMBAホルダーで
欧米系金融機関の上層部にいるような方でした。一方私は20代半ばで経験数年の平社員、、とても
参考になるようなアドバイスは出来ないと思ったのです)

そうしたら、その先輩は私に一言。
「おまえはどうしたいわけ?」
と質問をされました。

一瞬私の頭の中は???となりましたが
(どんな選択肢があるのか理解していなかったので)
「どちらの企業にするにしろ、この方がベストの判断をしてもらうお手伝いをしていただきたい」
と先輩に伝えました。

先輩は「分かった。」とだけ言って
その方の相談に乗ってくれました。

私もこの業界で少しは経験をつんできたので、その時の先輩の対応が
業界の常識?とは違うと言う事もようやく分かってきました。

一般的には、自分が紹介している案件で入社してもらうように働きかける、というのが
常識のように言われています。
また成約する事を「クローズ」する、という言葉を使ったりします。
個人的には人材を案件に押し込むような気がしてあまり好きではないのですが、、、。
(抵抗がある理由としては、やはり日本での会社ではこの言葉を使っていなかったからだと思います)

企業としては紹介した企業に入社してもらえば利益になるのですが、
そこであえてそれを押し付けない、あくまで人材の方にとっても
ベストな選択だと心から思ってもらうようお手伝いをするという姿勢が
その先輩の一言からも伝わってきました。

この先輩も経営陣なのですが、その立場でもこうした行動が取れるところが
本当に素晴らしいと思います。その意味で今回受賞したのも納得!という印象です。

人材紹介のキャリアをスタートするにあたって、
こんなに素晴らしい先輩が多くいる会社に入社できて本当によかったと改めて思いました。
まだまだ先輩方の足元にも及びませんが
いつかは少しでも近づきたいと思っています。



タイの洪水が思いのほか深刻な状況となっており、
バンコクでも通常の生活がし難くなっている事から
日本に避難のため帰国してきました。
日本で報道されている様に、現地では緊張感が増してきています。

大手の飲料水工場(スプリンクル)が操業停止した事に加え
水道水も汚染されている事から水の買占めが起きており
店頭にはほとんど出なくなってしまいました。
(他の飲料メーカーのチャーンは南部に工場があるので
被害は無いのですが、店頭に出ると一瞬で売切れてしまいます)
日本人が多く住むスクンビット地域は今の所、洪水は来ておりません。
スクンビットの近くを流れるセンセープ運河の水門はまだ閉じており、
流れないようにしているそうです。
しかしその水門の水位も、ニュースを見る限りもう限界に近づいています。

この国が事態をどう収拾していくのか
見届けたいという思いも強くあり、当初はタイにとどまる予定だったのですが
緊迫していく状況の中、小さな子供の健康確保を最優先にして日本へ戻ってまいりました。
一日も早く、事態が収束して在住日本人にとっても生活のしやすい
サバーイサバーイなタイが戻ってくる事を願ってやみません。

また現地で活動する日系企業の被害もこれ以上広がらない事を
祈っております。
大きな被害を受けるタイの為に、自分は何が出来るのか
考えていきたいと思っています。

これから時々、The Power Formula for LinkedIn Successの内容で「なるほど~」と思った箇所を紹介していきます。

(本もまだ全体を読み終わっていないので 
最後まで到達するのはいつになるやら、、、というマイペースな状況になります、、すみません。

また、内容は本の要旨を訳するのではなく、参考になる箇所を勝手にアレンジして書いていますので
正確な情報が知りたいという方は本の購入をお勧めいたします。)


この本の著者が言うところ、「LinkedInは新卒などの若者ではなく、
ビジネスの経験が豊富にある世代にとってこそ、非常に有用なツールなのである。」

なのだそうです。
facebookもようやく慣れてきたのに、また新しいSNSか。。。と
ちょっとうんざりしている私も含めた非若者世代(要するにおじちゃん、おばちゃん世代)には心強いエールですね。


タイトルにもなっているFormula、公式の中身は

「その人ならではの経験」+「その人ならではの人脈」+「ツール(この場合はLinkedIn)」=Power


人脈と経験がある世代こそ、LinkedInを使いこなせば仕事の幅を大きく広げる事が出来ます。


そのために、具体的にどうすればいいのか?
一つずつ、本の中身からご紹介していきます。


①つながりを見直す


一緒に仕事をした事があったり、古くから知っているなど
本当に信頼している人を1st degree connection しましょう。

人やビジネスの紹介を頼まれたり、頼んだり出来る間柄、
ネット上だけではなくて実際に会い、信頼できると思える人だけを
1st degree connectionとするのです。

これはfacebookやtwitterなどで数多くの人とつながる事とは
正反対のアプローチになります。


なぜなら、例えばあなたがあるビジネスを考えていて、
知人(仮にA氏)のLinkedInネットワークリストの中で1st degree connectionに
リストアップをされている人(B氏)が顧客になりえるのでは、と興味を持つとします。

あなたは営業のためにB氏とコンタクトを取りたいと思いますが
直接のつながりは無いので関係を作りにくい状況にあります。
(営業のテレアポをしたことのある方であれば、その難しさは容易に分かっていただけるかと思います。)

そこであなたは、B氏と1st degree connection でつながっている知人のA氏に紹介を頼んだ方が
B氏とコンタクトを取れる率は高くなる、と考えます。


・実際にB氏のことを知人のA氏が良く知っていて、二人が「信頼できる関係」であれば

→ 知人のA氏は快く、B氏を紹介してくれるでしょう。

・もしB氏とA氏は会った事も無い、もしくは会ったことはあるが「信頼できる関係」ほどではなければ
→知人のA氏は関係の薄いB氏に、あなたを紹介する事は躊躇するでしょう。

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実際に著者のWayne氏は上記の方法を使って、顧客の獲得に成功しているそうです。
(もとは建築素材を販売する会社を経営しています。)

みんなが本当に信頼できる1st degree connectionでネットワークを作っておくと
ビジネスの可能性が大きく広がるようですね。

(リクルーティング関連のビジネスはまた話は別だと思いますが、、)


.....続く。






こんにちは。

タイの洪水騒ぎ、実際の生活には影響が出ていなかったので
全く大げさだなぁ、なんて楽観視していたのですが
ここに来てちょっと危機感が出てきました。

スプリンクルの工場が被害に合い、水の供給がストップしてしまったのです。
その他にもシンハーやアサヒなどのビール工場も止まってしまいました。
困りました。。。ビールが飲めません。。。



ところで本題、LinkedInについて。
仕事柄、以前からアカウントを作っていたのですが
イマイチ使い方も何が出来るかもわからず、完全に放置していました。

今は時間があるので、「このままではいかん!」と思い直して
ちょっとは勉強してみる事にしたのです。

とはいえ、LinkedInについての書籍って日本語では1冊しか出ていないんですよね。

英語のスパルタ特訓に参加した時に、
講師の方が「だったら洋書で読んでしまえば?」と言う事でお勧め頂いた本を読んでみる事にしました。


Power Formula LinkedIn Success

LinkedInについてのベストセラー、アマゾンで☆5つの本です。

まだ最後まで読めていないのですが(ケニーさん、出来の悪い生徒ですみません。。。)
読んでみて参考になった箇所を今後紹介していきたいと思います。

この本は英語の表記も分かりやすく、これまで洋書読破暦の無い私でも
抵抗無く読めるので、ある程度英語が分かる方なら本を購入してしまうと良いと思います。

では今後ともお付き合いくださいませ。
お久しぶりです~。

しばらく日本に帰国していて、この間タイに戻ってきました。

久しぶりの日本は本当に充実していました!

古くからの友人と会ったり、業界の先輩方を訪問したり、
あとは英語の特訓!に行ってみたり。。。
(英語の特訓はスパルタ気味なので、自分を苦しめるのが好きな方にお勧めです。
高かったけど、私はこの特訓のおかげで英字新聞や洋書への抵抗が少なくなりました)

そんなこんなで1ヶ月があっと言う間に過ぎていきました。


そしてバンコクに戻ってきたら、今度は洪水騒ぎ。。。。
私はずっとバンコク中心部に篭っているので
被害の状況を見ているわけではないのですが、
話を聞くと大変な事になっているようですね。

ホンダの工場も2メートルも水没してしまい。。。
被害の大きいアユタヤ方面には、主にエレクトロニクス業界の
組み立てメーカーや、部品メーカーが集積しています。

以前の国際空港だったドンムアン空港がバンコクとアユタヤの間に位置しており、
物流の利便性からアユタヤ方面にエレクトロニクス業界が集まったと言われています。

(一方で、自動車の完成車メーカーは製品を船で国外に出荷するので
殆どの会社が海に近い、サムットプラカーンやイースタンシーボードといったバンコクよりも
南の方面にメインとなる工場を構えています。)

パソコンはもちろん、サーバーなども水没してしまっているので
被害は甚大なものになっているようです。
会社にとって財産である設計データが消失したら
復旧に相当な時間がかかってしまいます。

ある会社は、ヘリコプターを使って工場の屋根に登り、穴を開けて中から
サーバーを取り出そうと考えている、とも聞きました。

バンコク近くのチャオプラヤー側の水位は上昇しており、
日曜日あたりが水位のピークになるそうです。

日本人が多く住む地域も危険な状況になる、との警告が日本大使館からも出ており、
引き続き予断を許さない状況です。